福山雅治好きで『龍馬伝』を見始めたミーハーな一人ですが、
大河ドラマを欠かさず見ているうちに坂本龍馬の生き様や、
坂本龍馬と関係している人物や、歴史の面白さにどんどんハマっていき、
今まで一話も欠かさずドラマを見ています。
元々歴史は好きなほうで、高校の時は受験で世界史を選択したんですが、
歴史ってすべてが繋がっているから面白い。
それと旅行をした時にやっぱりただ見るだけじゃなくて、
その土地で昔どんなことが 起こったかとか、誰がこの地を踏んだのかとか
そういう歴史的な背景を知った上で旅行を したほうが、
もっと楽しめると思っているタイプなので、可能な限り歴史に詳しくなりたい。
そんな龍馬の特別展示が京都烏丸三条の『京都文化博物館』 で行われていたので
見に行ってきました。
お昼12時頃行きましたが、今日は雨にも関わらず
博物館には龍馬を見にきた人達でいっぱい!!
しかも子供から大人まで年齢層も幅広い。
特に夏休みの自由研究か何かでノートを持って
お父さんと一緒に展示を見ながらメモしている子供が結構いて微笑ましい限りでした。
展示は、大河ドラマ『龍馬伝』と連動して龍馬の生涯を第1章~第4章に分け、
高知や京都、長崎などに伝わる龍馬の遺品や書簡、 写真、衣服などが
約200点歴史背景の説明と共に数多く展示されていました。
驚いたのは今から150年くらい前なのに、
これだけたくさんの書簡や衣服がきちんと保管されているんだなあということ。
特に書簡を見ると、毛筆で描かれた字がほんとに美しい。
字は人の心を現すというのは本当で、
一字一字時間をかけて丁寧に書かなければいけないんだなと実感しました。
最近は携帯やパソコンで文字を打つのが当たり前で
字を書くってことがどんどん面倒くさくなってしまっているんですが、
改めて字が持つパワーを感じました。
また印象的だったのは龍馬が妻の『お龍』にあてた手紙。
龍馬の死後、坂本家にお世話になっていたお龍が 数年後坂本家を出る時に
今まで龍馬からもらって大切に保管していた手紙を全部
思い出と共に燃やしてしまったそうですが、
ここに展示されていたのは 一通だけ残っていた貴重な手紙。
他の龍馬の書簡を見ると縦書きの字が斜めになっていたりするんですが、
このラブレターだけは最初から最後までまっすぐ迷いなく書かれていました^^
坂本龍馬は土佐に生まれたんだけど、お龍と出会ったのも京都だし、
海軍操練所にいた時はずっと関西にいたし、最後の死も京都だったので、
本当に京都とゆかりが深い人物。
そんな時、自分がずっと京都に住んでいてよかったと改めて思います。
京都人はたぶん大体の人がそうやって誇りを持っているんだと思うんだけど(笑)
龍馬の人生ってたった33年だけど、
その短い生涯の中で龍馬と深く関わった人物ってすごく多くて。
それはやっぱり龍馬がいつも相手に対して誠実に真っ直ぐな気持ちで
相手と向かい合っていたからだと思います。
他人を思いやる優しい気持ちだけでなく、
いつも大きな野望を持って 日本を変えたいと走っていた龍馬。
龍馬が今でもたくさんの人に支持されている理由を
また一つ知れたとてもよい展示会でした。
来週19日までなので時間がある人は是非行ってみてくださいっ!
京都文化博物館の情報はこちら!↓
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京都文化博物館
住所:〒604-8183 京都市中京区三条高倉
電話:075-222-0888
FAX:075-222-0889
展示期間:6月19日~7月19日
入場料:当日 一般1200円、大高生800円、中小生500円
HP:http://www.bunpaku.or.jp/exhi_ryoma.html
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