先日紹介した

「韓国語 上級への道 トレーニング」テキストのテーマから。

 

読解①のテーマは

「탄소시장(炭素市場)」

 

一回目からあまり普段なじみのない言葉。

「환경문제(環境問題)」がテーマです。

 

東亜日報 2007年10月6日抜粋の記事。

 

常識なことばかりですが、言葉だけ聞きなれているけど、

具体的な意味は何って言われると答えられないことも多いんじゃないかということで、

超基本的にまとめてみます。

 

まず、環境問題で一番重要なキーワードとなってくるのが、

「교토의정서」・・・京都議定書

「京都議定書」というのは、1997年に京都市の国立京都国際会館で
開催されたCOP3において採択された議定書。

じゃあ「COP3」って何?



第3回 気候変動枠組条約締約会議



長っ><

要するに、世界中で危惧されている
地球温暖化を防止するために開いた会議のこと。

COP=Confernce of Parties 

温暖化を防ごうと約束した国々の会議という意味らしい。

二酸化炭素(CO2)(이산화탄소)など


6種類温室効果ガス(온실사스)


先進国(선진국)全体で削減することを義務づけるとともに、


排出量取引などの京都メカニズムや森林吸収源の算定などを盛り込んでいます。

京都議定書第3条により、先進国は2008年から2012年の4年間で、

先進国全体の温室効果ガス6種の合計排出量

1990年に比べて少なくとも5%削減することを目的と定めました。

ちなみに、日本の削減率は6%です。

マスメディアや会社などでしょっちゅう耳にする「チーム・マイナス6%」というのは、

日本の温室効果ガス排出量削減目標を実現するための国民的プロジェクトなのです。

二酸化炭素の排出量を減らすためには、

個人が電気使用量を減らしたり、自動車をなるべく使わないようにしたり、

二酸化炭素を出さないエネルギーに変えたりと地道な努力が必要ですが、

国全体としてそれだけではなかなか目標を達成できない国もあります。

 

そこで考えられたのが、「排出量取引」です。

 

これは、例えば二酸化炭素を出している国が2カ国あり、
2カ国とも目標をクリアするために頑張っています。
A国はなかなか二酸化炭素を減らすことができず、目標をクリアできません。

B国のほうは頑張って、目標を達成することができ、
二酸化炭素をたくさん減らすことができました。

そこで、A国はB国にお金を払って、二酸化炭素を買い取ってもらいます。
B国は、お金をもらうことができます。二酸化炭素をモノとして取引するのです。

特に、ヨーロッパなどでは取引が頻繁に行われていて、
二酸化炭素を売ったり買ったりする市場があります。

これが今回の記事で取り扱われている「탄소시장(炭素市場)」。

常識で知っていなければいけにことなのに、

ここらへんの情報には全く疎い・・・

 

韓国語読みとり以前の問題だな。

 

では韓国語でこの「炭素市場」の説明をしている部分を抜粋してみます。

 

1997년 교토의정서에 따라 유럽연합과 일본 등 선진국은

1차 의무 감축 기간인 2008년~2012년

이산화탄소 배출량을 1990년 수준에서 5.2% 감축해야 한다.

어떤 나라가 할당량보다 온실가스를 많이 감축하면

잔여분 배출권을 제삼국 기업에 팔수 있도록 하고,

반대로 감축 목표를 못 지키면 배출권을 사거나 벌금을 물린다.

이처럼 배출권 거래제는 온실가스

감축을 돕는 시장제도다.

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