神社で簡単にお参りをした後、すぐ近くにある「月桂冠大倉記念館」へ行きました。
伏見には、柳並木とこんな風に白壁土蔵の酒蔵が
すごくいい雰囲気を作り出しています。
GW中なので、酒蔵には観光客がいっぱい!!
この伏見の酒蔵は昔の雰囲気がそのまま残されているんです★
兵庫県の灘(なだ)と並ぶ酒処、伏見。
入館料は大人300円ですが、入口で純米酒のお土産をもらいました♪
この「月桂冠大倉記念館」では、酒蔵を改装して貴重な酒造用具を保存・展示したり、
酒造りがどのように行われているのか工程を説明したり、
日本酒・月桂冠の歴史を説明しています。
入口を入ってすぐのところに、中庭があり「さかみづ」を飲んでみました。
ん~!!
一口飲んだけど、普通の水道水とはやっぱ全然違うわ!!
やはり、ビールでも日本酒でも「水」が味の良さを決める大きなポイントみたい!
伏見は昔から良質の地下水に恵まれていて、酒所として知られていました。
地名の漢字も今は「伏見」ですが、昔は「伏水(ふしみず)」という漢字が当てられるほど、
水が澄んで清らかに流れていた場所だったそうです。
団体客の記念写真撮影場所ですが、
後ろには蒸気を逃がすためのレンガで作られた長い煙突があります。
これは酒造りに使う樽!!めっちゃでかい!!
最初に創業したのは、なんと1637年(寛永14年)!!
初代 ”大倉治右衛門”が、ここで酒屋を創業しました。
この時つけた酒銘が今でも販売されている「玉の泉」なのです。
これは、展示棟のなかにあった酒造用具の一つ。
壁面の酒造り絵図の順序に従って、各工程で使用する酒造用具を見ることが出来ます。
展示棟の中には、明治期の商品の実物や、当時の宣伝用ポスター、
徳利、酒樽に銘柄や登録商標を表示する ための朱印用版木なども展示されていました。
見学後には、日本酒2種類とプラムワイン1種類、合計3種類のお酒を試食できました。
私は、日本酒は普段ほとんど飲まないのですが、
日本酒にもワインと同じように甘口~辛口と分かれていて
甘口の純米酒が飲みやすくてすごく美味しかったです!!
この試飲したお酒は、大倉記念館かネットでしか買えないそうです。
終わった後、売店コーナーを見ましたが、
やっぱりここでも坂本龍馬にちなんだ 「龍馬伝純米酒」なんかが販売されていて
TV?それとも福山さん?の影響・効果絶大だという感じがしました。
日本では本当にお土産に力を入れていますよね。
さて、ここを出たあとは・・・坂本龍馬が身を潜めていた宿、「寺田屋」へ到着!!
したのですが・・・。残念ながらもう閉まっていました。
めっちゃショック><
ここが、あの有名な「寺田屋騒動」の舞台です。
1866年(慶応2年)、薩長同盟に手を貸したことで、
幕府から睨まれていた坂本龍馬は 幕府側が差し向けた
200名余りの追っ手に囲まれてしまいます。
この時、龍馬は密かに持っていたピストルを放つのです。
けど龍馬は捕り方の刀が龍馬の左手に切りかかり、重傷を負ってしまいます。
よく、ここが龍馬暗殺の場所と勘違いされますが、
龍馬は瀕死の状態で2階の窓から 親友 三吉慎蔵(みよししんぞう)と共に裏手に逃げ、
なんとか逃れます。
その後、妻のお龍が京都に置かれていた薩摩藩邸に駆け込み、
事情を把握した西郷隆盛に助けられます。
今度は、閉まる前にちゃんと中見られる時間へ行こう・・・。
龍馬と歩く京都の町&酒の名所 伏見へ③に続く・・・
「月桂冠大倉記念館」へ行きたい人はこちら↓
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月桂冠大倉記念館
住所:京都市伏見区南浜町247 記念館
TEL:075-623-2056
開館:午前9時30分~午後4時半
入館受付は午後4時迄
休館日:盆・年末年始 入館料:大人300円、中・高校生100円、お土産つき
◆京阪電車中書島駅より徒歩5分
◆近鉄桃山御陵前駅より徒歩10分
※伝統的な酒蔵の中で、酒造りのようすを年間通じて見られる「月桂冠酒香房」は要予約
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