先日、海の近くにある旅館に泊まりたいなぁ~ということで、
まだもちろん泳げませんが じゃらんで海の見える旅館を色々と検索し、
突然ですが温泉に行くことにしました。
海というと、日本海側と太平洋側に別れるんですが、
やはり日本海側のほうが美味しいものが多いので、
大阪から3時間以内で行ける範囲の場所を厳選。
そして、探し出したところは・・・
小天橋温泉 きららの湯 潮音の宿 「涛平(なみへい)」
丹後半島 京都府 久美浜(くみはま)にある温泉で、
読み方がちょっと難しいんですが「しょうてんきょう(小天橋)」と読むそうです。
知らなかったら、絶対「こてんばし」って読んでしまいますよね><
宿は5階建ての小奇麗な旅館で、ほんとに目の前がすぐ日本海。 全室海が一望できます^^
しかも、小さいですが各部屋には備え付けの露天風呂があります!!
天然温泉です!!
二人入るといっぱいだけど、お風呂から日本海が一望できます。
部屋の窓を開けると、潮の香りと波の音が聞こえるし、
シーズンオフだからホントに静かで休養にはほんとにいい場所でした。
何より、今日のお客様が私達1組だったこと^^;
じゃらんの評価で上位にあったので、結構人気なのかと思っていましたが、
やっぱり泳げないし田舎だからなのかなぁ~
でも、そのおかげで旅館のお風呂もただで貸し切りにしてくれたし、
おかみさん?らしき人は始終丁寧に親切に対応してくれました。
夕食はもちろんお部屋食で。
旅館の料理は久しぶりに食べましたが、やはりかなりのボリューム!!
前菜、サラダ、カニのせいろ蒸し、牛肉の鍋しゃぶ、ご飯、おそば、お味噌汁・・・
食べきれずもったいなかった><
そして・・・やはり旅館といえば船盛りでしょ^^
ほんとに刺身が新鮮で美味しかったです♪
この近くには漁港がいくつかあり、夜釣りをしている人もたくさん見かけました。
おかみさんが教えてくれたんですが、今の時期は夜海に出て漁師さんたちが
トビウオをとっているんだとか。
真っ暗な中、漁に精を出す漁師さん達の船の灯りが所々に見えて、
またそれも日本海の海らしいなぁと感じました。
着いた当日はちょっと曇っていたのですが、
翌朝起きた時は日が昇っていて海に散歩に行くと、昨日は見られなかった
エメラルド色の海が!!
シーズンオフなので、海岸沿いの砂浜にはあらゆるゴミやら海藻やらで、
ちょっと臭かったのが 残念ですが、歩いて登れる岩から見た景色は最高でした。
海では、朝から水上スキーをやっている団体?7~8人がいました。
優雅だぁ~**
休日は仲間達と朝から自分の好きな趣味に精を出して、
お昼くらいに一緒にバーベキューとかして・・・♪
いいなぁ~
この小天橋海水浴場は「山陰海岸」の一帯に入っていますが、
「山陰海岸」というとこの京都府エリアの海岸~ 兵庫県~鳥取県の鳥取砂丘沿いまで横長に続く海岸です。
ついでなので、丹後半島のビーチをもう少し・・・ということで、
この久美浜から車で1時間くらい走ったところにある鳴き砂で有名な
「琴引浜(ことひきはま)海水浴場」にも行ってきましたよ~
琴引浜は、白砂青松の景勝地で、全長は1.8キロメートルあります。
国指定の天然記念物・名勝(2007年指定)に指定されています。
若狭湾国定公園に含まれ、琴引浜は「全国白砂青松百選」「日本の渚百選」「日本の音風景100選」に選ばれています。
また、丹後天橋立大江山国定公園にもなっています。
タイミングいいことに、ちょうどこの琴引浜では毎年6月に行われる恒例のイベントということで、
「はだしのコンサート」 というチャリティーコンサートが行われていました。
このコンサートの参加には、コンサート前のビーチクリーンアップ(清掃)が条件となるそうですが、
私達は通りすがりでしたので、そのまま参加というか見学しました^^;
琴引浜は世界初の禁煙ビーチにもなっているそうです。
海岸から上がった広場に、舞台を設けて地元の小学生や組合の人達が寄り集まって、
和太鼓や歌を披露。
コンサートのほか、マラソンやフリーマーケットも開催されていて、結構な人だかり。
コンサートの前のリハーサルで、
片手・片腕を失った一人の若い青年がすごく明るい表情で、
マイクを持ちながら気持ちよさそうに歌を歌っていたのが印象的でした。
彼にも計り知れない悩みがあるはずなのに、
他人の為に何かを行動できるってすごいなと思いました。
鳴き砂で有名な琴引浜ということは知っていましたが、
実際砂が鳴く音を体験できる鳴き砂体験ブースがあり、
すり鉢に入れられている琴引浜の砂をすり棒で縦にとんとん叩いてやると、
ホントに「キュッ、キュッ」と音が鳴りました!!
鳴き砂のメカニズムとしては、鳴き砂の主成分は水晶と同じ石英(セキエイ) 。
この石英が不純物の少ないきれいな水と空気に触れ動いている中で、
砂粒の表面が削られ磨かれます。
こうして磨かれた石英成分の砂が互いに擦れあって
独特のクッ、ククッという音色を奏でるそうです。
今回は泳げなかったから残念でしたが、
むしろ海水浴場になると海水浴客でいっぱいになり、
海の音とか波の音とかに耳を澄ましている場合じゃなくなるので、
今回みたいにシーズンオフの時に 海に行って温泉にゆっくり浸かって
美味しいものを食べるのもいいなぁ~と思いました*^^*
小天橋温泉 きららの湯 「涛平」へのアクセスはこちら!↓
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【住所】京都府京丹後市久美浜町湊宮2330
【TEL】0772-83-2020
【HP】http://www.namihei.org
【車で・・・】 大阪→中国道吉川JCT→舞鶴若狭自動車道→福知山IC→
R9→R175→野田川→R312久美浜 約3時間