今、私が働いている貿易会社ですが、
「なんでこんなに電話が多いねん!!」ってくらい、
韓国・日本問わず、一日中電話が鳴りっぱなし。
入社したばかりの頃は、人が入れ替わったばかりで
みんな慣れておらず、自分の仕事だけでも精一杯なのに、
3コール以内で電話をとらなければいけないという
過酷な環境で仕事が始まったわけですが…
特に、困ったのが韓国の会社から電話がきた時。
会社名って、日本の会社でも覚えるまで大変なのに、
それが外国の会社名となると、聞き取りが二倍大変。
また、最初の頃は、韓国の会社に電話をかける時も、
いちいち緊張して、「聞き取れなかったらどうしよう」とか
「忙しくて相手にしてもらえなかったらどうしよう」とか
不安と緊張でいっぱいになりながら
電話をかけていました。
日本でも同じですが、電話でよく使う表現は、
「(○○さんは)席を外しております」
この表現を韓国語で言うと、
「チャリ ピウォヌンデヨ/チャリ ピウゥショヌンデヨ」
「자리를 비웠는데요/자리를 비우셨는데요」
(目上の人が席を外している場合)
といいますが、この表現がちょっとクセモノ。
日本では「席を外しています」というと、
5分~10分くらいの短い時間のことを指しますが、
韓国では、外出している時やまだ出勤していない時にも、
「자리를 비웠는데요」を一般的に使います。
トイレや休憩の時は、前に
「잠깐(チャンカン)・・・少し」をつけて表現することが多いです。
知らなかった時は、10分後くらいに
もう一度電話をかけ直してたりしましたが、
慣れてくると
「외근 나가셨어요?(ウェグン ナガショッソヨ)」
(外出されましたか?)
「아직 출근 안 하셨어요?(アジク チュルグンアナショッソヨ)」
(まだ出勤されていませんか?)
と具体的に聞き返すと、電話の相手も詳しく教えてくれます(笑)
あと私がかける相手は、外出することも多いので
いない時は携帯に直接かけていました。
「折り返し電話をかけて頂くようお伝えください」と言っても、
日本のように律儀にかけてくれるところって少ないので、
韓国の場合は、どんどん積極的に電話をかけることが必要です★