私は既にダウンロードして全部見たんですが、
4月からイ・ビョンホン6年ぶりのドラマ主演
「アイリス」が地上波(TBS系)でゴールデン枠の9時に放送されることになったと
1月29日に発表されました。
このドラマ放送を巡って、
ちょっとした波紋が広がっているという韓国日報の記事を見ました。
「이병헌 “분통 터져”(イ・ビョンホン ”怒り爆発”)」
この記事を読んでいる時、こんな言葉が出てきましたが、
私は初めてこの言葉を聞きました。
「혐한류(ヒョンハンリュ)」
「한류(ハンリュ)」は「韓流」のことですが、
「혐」というのは漢字で「嫌」。
つまり「嫌韓流(けんかんりゅう)」
どうやら、この「嫌韓流」というのは、
山野 車輪(やまのしゃりん)さんという漫画家が描いたマンガのタイトルらしい。
2005年に発売されて、その後ネットの掲示板、ブログ、2チャンネルでも、
この本の内容に対する書き込みが沸き起こったようです。
タイトル通り、そのマンガは日韓問題(竹島、韓国併合、歴史教科書問題等)について
大韓民国を批判する観点から描かれているものです。
早速、Amazonの中古本でこの本を注文しました。
このような本を出していた人がいたのも知らなかったし、韓国に興味がある以上は
どのような内容が描かれているのか一度知っておいた方がいいと思ったからです。
記事は「アイリス」をTBSのゴールデンで放送することに対して「嫌韓流」達が
「韓国ドラマに2000万円をかけるのがバカらしい」とか
「韓国ドラマはおばさんしかみない。若年層を切り落とすつもりか」などexciteの掲示板で
批評を浴びせていることが書かれていました。
実際、J-CASTニュースの記事で「アイリス」の放送についての記事が書かれており、
そこの掲示板のことを指しているようです。
TBSゴールデンに韓国ドラマ 「経費削減のため」は本当か
韓国でも日本でも「ネットによる批判」ってかなり深刻な問題になっていますが
内容がどうとかじゃなくて、「批判」自体見るのが気分悪いです。
実名出さずに好き勝手書いてるんだけど、
それを見た人がどう思うか考えて書いてほしいです。
それが「意見」ならいいんですが、
「批判」は見る人の気分を嫌にさせるだけのものだと思います。
それにドラマなんて見る人は見るし、見ない人は見ない。
面白いと思う観点も人によって違うんだし、
面白い、面白くないっていうのは見た人が決めたらいいと思う。
感じ方なんて千差万別。
今、日本ドラマは低迷してるっていうけど、
それでも韓国では自国のドラマより日本ドラマ面白いっていう人も多いし、
逆に韓国ドラマだって、私の周りの子だって好きな人が多いから、
おばさんだけに人気があるって言い切るのもおかしいと思う。
韓国ドラマの中には、面白いのもあるし、全然面白くないドラマもある。
私は「アイリス」は最後まで面白く見られたドラマだと思ったし、
日本でも見てくれる人が増えたらいいなと思っています。
ある一部分のことだけを見て、
それが全てのことだと思ってしまう偏った物事の見方だけはしたくないと思います。