腹ごしらえも済んだところで、再度出発
道を歩いていると、こんな古めかしい、塀に囲まれた家を発見しました。
イメージは「モノクロ」
 

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最近、モノクロやセピアで写真を撮るのにも少し凝っています。

なんかかっこいいでしょ
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昔から家を見るとなぜか歩く足を止めてしまい、

しばらくその家をじっと眺めることが多かった私。
特に惹かれるのは「韓屋(ハノク)」や日本の茅葺屋根の家。
伝統的な昔ながらの家にとても興味があります。

今は日本語教師やってますが、一応大学の専攻は「生活造形学科インテリア専攻」
こう韓国人に話すと「すごい!美術できるんですか。」と必ず聞かれます。
韓国ではインテリア学科に入ろうと思ったら、たいていの学生は高校の時、
専門の美術学校などに通って受験対策をするようです。
私の場合は・・・

「いえいえ!!まさか!!」

広く浅く勉強しただけで、知識といえるものではありません・・・

本当に広く浅いです しかも最後の卒業論文のために入ったゼミは「インテリア」ではなく、

「日本の伝統的な民家」について現地に行って実測し、

その民家の形態とそこで行われる神楽との関係性を調べました。
その時は、三大秘境である「宮崎県椎葉村」というところの民家を訪れて民家を実測し、

図面に起こしたんですが、たぶんその時触れた民家の影響で、

私は伝統的な昔ながらの建物が、もっと好きになったのかもしれません。

 

ちょっと話がずれましたが、そんな家をしばらく眺めた後、
さらに少し歩くとまた面白いものを見つけました。

「노래방(ノレバン)

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「ノレバン」とは、カラオケ屋のことですが、なんだ!?このノレバン!?
時々、こんなちょっと怪しい感じのノレバンを見かけることがありますが、
なんか宗教めいていて怖い…アラビア系
ただ歩いているだけなのに、ちょっとした面白いものや興味深いものを発見できるのも
旅の醍醐味ですね
次の目的地は「죽녹원(チュクノクウォン)」で、10分くらいで着くと思っていたら、
意外に遠くて20分くらい重い荷物を持って歩きました。

半分死にそうになっていると、川と橋、そして食べ物屋さんがいくつか見えてきました。

「담양국수거리(タミャンククスコリ)」

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これを見て軽くショック!!
ククスはそうめんに似ている食べ物ですが、
ククスコリというのは「ククス」屋さんが並んでいる通りのこと。
さっき、お腹すいてる時、全然食べ物屋さんが無くてカルククスを食べたのに、
ここまで我慢したら、色々あったのね…
しかも、このククスコリ、京都の鴨川の床の雰囲気とまではいきませんが、
こんな↓風に川沿いにお店があり、外でククスを食べられるようになっていました。

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自然に囲まれていてなかなか風情あり・・・
でもよく考えたらこんなとこで、一人で外で注文して食べるのも寂しいよね
 

「죽녹원(チュクノクウォン)」は橋を渡ったところにあったんですが、

この川と土手に沿ってずーっと続いている林がすごく綺麗だったので、

ちょっと寄ってみました。

 

「官房堤林(관방제림/クァンバンチェリン)」

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この「官房堤林(관방제림/グァンバンチェリン)」は、

1991年11月27日、天然記念物第366号に指定されています。
なんと樹齢およそ200~400年と推定され、

ムクノキ(푸조나무)、 팽나무 (エノキ)などが植えられています。

 

その面積は約5万km。

 

タミャンウプ(邑:ウプ←道の行政区の一つ)ナムサンリの

トンジョン村(남산리동정마을)から、

チョビョンリ牛市場(천변리우시장)まで延びており、

今ではスブクミョンファングンリ(수북면황금리)を経て、

テジョンミョンカンウィリ(대전면강의리)まで続いています。

歴史的に、グァンバンジェ(관방제)は、 チョンビョンリ(천변리)までをいい、

長さは約2kmです。

この林についてはっきりとした記録はありませんが、

1648年、ブサ(부사/府使)、ソンイソン(성이성/成以性)が、

水害を防ぐためにこの堤防を築造し、木を植え始めました。

また、1854年ブサ(부사/府使)、황종림(ファンジョンリム/黃鍾林)が

官費で延べ3万人を動員して作ったことで、

「官房堤林(관방제림/グァンバンチェリン)」と名付けられたとも言われています。

 

この林は緑だけではなく、堤防を保護し、水害を防ぐと同時に風邪を防ぐという

機能を持ち合わせています。

現在、天然記念物に指定された区域内には185本があります。

すみません、説明が少し難しくて長くなりました。
地名は私もよく分かりません。

でも、こんなのどかな風景でした。

木の下では、おばちゃん・おじちゃん達がシートを敷いて、

各自、持ち寄ったものを食べながら楽しそうにおしゃべりしていました。

 

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これは、馬車 日本の人力車みたいな感じ。お金とるんだろうな。

馬、かわいかったです
 

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高校生が石橋を渡っていました。

「징검다리」・・・飛び石
私も続いてわたりましたが、けっこう石が飛び飛びになっていて、難しい
ここには、注意書きが書いてありました。

「飲酒者!子供!お年寄りは飛び石の利用を絶対禁止します。
当施設利用者の事故発生時には、一切の責任を負いません。」

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この川は「ヨンサン川(영산강)」というそうです。
「国家河川」と書いてありました。

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かなり寄り道しましたが、やっと「죽녹원(チュクノクウォン)」に到着です!!

ちょっと天気がしぐれてきましたよ><
(タミャン5に続く・・・)

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