毎週、韓国語の授業を受けに光化門(クァンファムン/광화문)まで行っている私。
ブンダンからは前は光化門まで
一本で行ける
バスが出ていたんですが、
昔よりバスの本数が減ってしまったので、
今はチョンロで乗り換えて学院まで通っています
トータルで1時間くらいかかりますが、
今の学院の先生の教え方がうまいので、
少し遠いですが、わざわざここまで通っているわけです。
光化門(광화문)や市庁はソウルの中心地ですが、
オフィス街なのであまりコレといった観光スポットはありませんでした。
でも2009年8月1日、
光化門(クァンファムン/광화문)の大通りのど真ん中に
ちょっとした観光スポットがオープンしました。
それが
「光化門広場(광화문광장)」です。
思えば、ずっと去年から光化門は工事中で、
こんな大通りを大工事して、
一体何が出来るんだろう・・・って不思議に思っていましたが、
「清渓広場」や「ソウル広場」のように、政府の政策でソウル市内にもっと緑や水を増やし、
自然を大切にしようという計画のもと完成したようです。
バスの中から見ると、週末はいつも大通りの真ん中に
すっごいたくさんの人が集まっていました。
特に、オープンしてまもないころは、真夏だったので、子供達が水の前にたくさん
何をしてるかと思ってみると、
イ・スンシン(李舜臣)像の前にある噴水に集まって、
水遊びをしていました。
涼しげで、気持ち良さそう~
こんな風に、広場では水がたくさん使われています。
ここも、もともとは水が流れるところですが、私が行った時は流れていませんでした。
そして、広場にはこんな
パラソルがたくさんあります。
雨宿りするときのようなパラソルで、葉っぱを連想しました。
これなら、雨が降っても大丈夫
座る場所も、ただのベンチじゃなくて花壇になっています。
そして通りを歩いていくと、展示スペースがあります。
ここでは写真を展示したり韓国の歴史が分かるようなパネルが展示してあるので、
この展示を見ながらゆっくり歩いてもよさそう。
通りの奥に行くと、一面に広がる
フラワーカーペット~!!
花の香りもして、市内なのに
植物園
にいるような気分。
でも、こんないっぱいの花をどうやって管理していくんだろう???
水をやったりするの、かなり大変だと思うんですけど。。。
花壇スペースには、写真撮影所やブランコもあって、まるで
庭園
にいるような気分になります。
これは、ソウル市のイメージキャラクター
「ヘチ」の緑の模型。
「へチ」。なんかヘチマみたいだけど。
これはソウルのシンボルで、
善悪を見分ける「正義」と「清廉(心が清くて私欲のないこと)」の動物。
災い追い払って「安全」を守り、「福と幸運」をもたらす神秘的な想像の動物だそうです。
形は頭に角があって、首には鈴をつけていて、前身は鱗(うろこ)で覆われ、
脇には羽のような羽毛が出て空を飛べるソウルの守護神です。
夏は水辺、冬は松林に住み、ソウルのカンファムンキョンボックンで
主に住んでいたと知られています。
思えば日本にしかない想像上の人物、
たとえば「河童」や「天狗」ながいるけど、
韓国では「ヘチ」がそうなのね~。
この「ヘチ」はソウルのあらゆるところにシンボルとして飾られているそうです。
そして、これは
ハングル文字
が書かれたパネル。
ここには、ハングルを作った韓国4代目の王様
「世宗(セジョン)大王」像ができるらしいです。
10月完成予定だそうですが、ホントかな???
一部はまだ工事中で、本当に完成するまでは、もう少し時間がかかりそうです。
最初はバスの中でチラっと見ただけだったので、
フラワーカーペットの場所までは見えなかったんですが、
フラワーカーペットのところまで歩いていくと、
都会の中になんかちょっと休憩する憩いの場ができたような感じで、
ソウル観光で疲れた時にちょっとここで休んでいくのもいいんじゃないかな?と思いました。
わざわざこれだけを見に行くのは、ちょっともったいないけど、
チョンロやミョンドンからとっても近いところにあり、
近くには東亜免税店もあるので、ショッピングに疲れた方は立ち寄ってみては?
地下鉄5号線クァンファムン(光化門・Gwanghwamun・533)駅3番出口を出てすぐ。