今日は、学院の先生2人(韓国人1人、日本人1人)と学生2人と計5人で、

サムソンドン(삼성동)のCOEXモールで開かれていた

 

ソウル国際読書展(서울국제독서전)へ行ってきました。
5月13日~17日までの計5日間開催で、主賓国が日本でした。

毎年1年に1回開かれているそうです。

学生さんの1人が女性の主婦の方ですが、

この方「恩田陸」の小説が大好きだそうです。
私は、恩田陸さんの本を1冊も読んだことがないのですが、

この恩田陸さんが16日この展示会に来てサイン会をしたそうです。

 

他にも、江國香織と辻仁成が、

13日に新作「左岸」と「右岸」の出版記念サイン会を、

「花より男子」の原作漫画の作者、神尾葉子さんと

児童書「ぼくのお姉さん」の著者、

丘修三さんも16日にサイン会を行ったそうです。

 

 

今年は330社を超える国内の出版社をはじめ

20カ国・836社が出品した図書が

国内館、国際館、主賓国館、ブックアート館などに設置された

745ブースで展示されていました。

 

日本の出版社は、230社余りが2500種類以上の図書を展示したそうです。

小説、漫画、雑誌、ビジネス本・・・・など色々ありましたが、

日本の本は在庫がないとすぐにその場で買えないそうなので、

私はぺらぺらと本をめくって立ち読みしていました。

 

日本語教育の本も少しだけありましたが、

この本はキョボ文庫に行ってもすぐに買える本ばかりなのでちょっとがっかり。

 

韓国語や韓国文化に関する本もありました。

置いてある本の中で、直木35賞受賞作、桜庭一樹の

「赤朽葉家(あかくちばけ)の伝説」を買って読んでみたいと思いました。

舞台は鳥取県。

私の祖父・祖母の家に近い・・・。

 

そして、ぐるっと展示場を1周したのですが、

全体的に児童書が多い印象を受けました。

あとで、その学生さんに聞いても、去年よりこの児童ブースが増えたそうです。

そして、途中から漫画ブースに置いてあった「NANA」を久しぶりに見ました。

韓国に来てから、全然読んでいなかったのですが、最新刊が21巻でした。

 

すると衝撃!!レンが死んだ・・・!!

まさかレンが死ぬとは思いませんでした。。。

ここでストーリーが佳境を迎えるのでしょうか・・・・

レイラを追いかける途中で、一般の民家に車をつっこんで即死したレン。
自分のせいでレンが死んだと思いつめるレイラ。
何も知らないナナに泣きながら謝ろうとしますが、
そんなレイラを見てシンが必死でとめようとしていました。
繋がっていた関係がレンの事故でバラバラになりそうな、そんな予感。

ちょっと読むつもりが思わず夢中になって1冊立ち読みしてしまいました。

結局何も買わずに、4時くらいに展示場を出て、

COEXモールにある「FRIDAYS」でかなり早めのご飯を食べました。

 

FRYDAYSに行ったのは初めてです。

あまり、日本では外資系のファミレスには行かないのですが、韓国では時々行きます。

 

その後は、ベースキンラビンス(サーティーワン)に行って、

デザートでアイスを食べました。

韓国のサーティーワンには、2種類あるそうで、簡単にアイスだけ食べられるところと、

カフェ風に色々アレンジされたアイスが出てくるところがあるそうです。

 

カフェ風のところは、値段も少し高いそうです。

私は食べなかったのですが、フォンデュ風のアイスがあります。

チーズフォンデュみたいに、チョコにアイスとか果物をつけて食べるんですが、

チョコがとっても甘そうだったのでやめました。

 

そして、その後、また場所を移動して今度は家の近くの日本居酒屋でお酒。

ざくろサワーと焼酎と梅酒を飲みました。

おつまみは、お好み焼きとおでんタン。

このお店で、めずらしく突き出しで「枝豆」が出てきました。

 

学生さん達に、「お酒」の授業の時、日本のおつまみの話をしたのですが、

ちゃんと枝豆やおつまみという名前を覚えていてくれたので、うれしかったです。

 

ここで、学生さんが日本人の先生に質問。

日本人の先生が学生さんにお酒を注いでもらう時に、

「すみません」と言ったのですが、

学生さんは「“なぜすみません”と言いますか。」と驚きました。

“「ありがとうございます」と言わないのはなぜですか”と。

私もこのように相手が好意でしてくれることに対しては、

できるだけ「ありがとうございます」というようにしているのですが、

「すみません」はもはや日本人の癖ですね。

遠慮したり、他人に何かしてもらった時は、他人に負担をかけていると思ってしまう。

その反動で、「すみません」という言葉がでてしまうんですよね。

その学生さんは、しきりに「いや~、不思議ですね。」を連発していました。

まだまだ、日本人の不思議はいろいろありますよ~。

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