2日目。
7時頃起きて、ホテルの朝食を食べました。
いつも思うけど、
お昼を節約するために、こんな感じで朝は2人でモリモリ食べました!!
ヨーロッパは、ペット同伴も自由なので、
朝食を摂るときもペットを連れてきている人がいっぱいいました。
偽物かと思ったら本物の果物(笑)
アジア人の旅行客は私たちしかおらず、
9時半ごろチェックアウトをし、
ヨーロッパレンタカーで、レンタカーの手続きをし
レンタカーは、2ヶ月前くらいにネットから予約したのですが、
rentalcars.comというサイトから予約をしました。
4日間で49万ウォン(日本円では現ルートで約42000円)です。
車は空港から若干離れたところにあるので、
シャトルバスで駐車場までいきました。
こんなふうに、
私たちが借りたのはフォルクスワーゲン。
ヨーロッパは基本マニュアル車のようで、
でも新しい車で、ナビもついていました!
行く前に韓国でナビを借りたんですが、
小さくてあまりいいナビではないので、これはラッキーでした。
旦那は以前1人でヨーロッパ旅行に行ったときにもレンタカーを借りて
旅行をしたそうなのですが、その時はナビなしで地図だけで移動し、
かなり苦労したようです。
まずはすぐ近くにあるカルフールに向かいました。
スイスは物価が高いので、
見てください!このずらっと並んだワイン!!
スーパーに行ったらおいしそうな生ハムやチーズ類がいっぱいあり
調子にのっていっぱい買ってしまいました。
58.71ユーロお買い上げ~♪
結局思ったより買い物に時間がかかり、
ここから今日の目的地
ロイカーバート( Leukerbad )へ向かいます。
スイスの高速道路は2車線なのですが、
基本的に右を走り
要するに、
道路はこんな感じ。
スピードは120kmくらいでビュンビュンいきますが、
みんな運転マナーがよく、
それにずーっと一直線なので、単調ではありますが運転は楽。
途中、サービスエリアに入りました。
中には、こんなおいしそうなタルトが!!
そんなにお腹はすいてなかったのですが、
外にテラスがあり、ここで食事ができます。
ただのサービスエリアなのに、この壮大な景色!!
山の中間に雲が浮いてるのが不思議。
天気もよかったので眺めは抜群でした。
2時くらいに、
そこから眺めた景色~!
スイスにはあまり知られていませんが、
20ヶ所以上の温泉地があります。
ゲンミ峠の麓にあたるロイカーバートは、
なんとローマ時代から峠を行き交う旅人に
長く親しまれてきた伝統 の温泉地で、
1日に300万リットル、平均温度51度の湯が
今も湧き出しているそうです。
ヨーロッパの温泉は娯楽のためじゃなく、
ここロイカーバートの温泉もリハビリや療養で来る人が多いので
人口約1700人の小さな村ですが、
最近では温泉もレジャーの一つとなってきているようで、
「地球の歩き方」によると22の温泉があり、アルプス最大の温泉地として
知られるそうです。
以前、韓国の『걸어서 세계속으로(歩いて世界に)』という
世界のあらゆる都市を紹介する番組でこのロイカーバートが
必ず行こうと決めていた所でした。
かなり山奥にあるようで、
酔うかと思いましたが、窓から見える景色がすばらしすぎて、
ずっと目が離せずそのおかげで車酔いもしませんでした。
さすが国土の7割が山だというスイスです。
30分くらいでロイカーバートに入りました。
ホテルの名前は
リントナーアルペンテルメホテル
(Lindner Alpentherme hotel)
ホテルのすぐ近くにある散策路。
このホテルの中に温泉があり、
宿泊料は、朝食付きで2人で178.2CHF(現レートで約17000円)でした。
ただ部屋が日当たりが悪く、
もう少し眺めのいい部屋に変えてもらおうとフロン
変更は無理だと言われ諦めることに。
こちらが室内の様子。
とりあえず荷物を置いて街を見物することにしました。
スイスの家には、あらゆるところにお花がいっぱい!!
童話に出てくるようなかわいい木造の家が立ち並んでいます。
玄関に、小人などの小さなモニュメントが置かれているのもからいい~
配色もいいですね~
家のすぐ裏は、こんな険しい山々!!
カラフルな家が立ち並びます。
流れている川の水もめちゃくちゃキレイ!!透き通っています。
ロープウェイがあったので、
運行時間は9:00~12:00、13:00~17:00の30分ごとで、
夏の間は延長もされるようです。
往復で28スイスフラン(現レート約2600円)でした。
ロープウェイから見える絶壁をよく見ると、
ジグザグにつけられた峠道があります。
この峠を「ゲンミ峠」と言うそうです。
こんな急な峠道をハイキングしている人がいました!!
ロープウェイからだと、人がすごく小さく見える。
アリみたいです(笑)
「地球の歩き方」から参照すると、
ここは、古くはベルナー・オーバーランドと
ヴァリスをつなぐ街道のひとつだった所だそうです。
乗っている時間は、約5~6分。
ロープウェイから街を見ると、こんな感じ。
シルバニアファミリーみたいな家が、こんなに小さく見えます。
ロープウェイで上まで上がると、
ダウベン湖(Daubensee)という大きな湖がありました。
空の色と湖の色が、ほぼ同じ!!
この日はお天気がよく、遠くにそびえ立つアルプス山脈の頂上まで
かなりキレイに見えました。
頂上のほうは標高3000~4000メートルなので、ほぼ雪山ですね。
横にいた夫婦が、サムソンの携帯を持ちながら
標高4478メートルの「マッタンホルン」が見えるねと話しかけてくれました。
ハイキングだけでなく、マウンテンバイクに乗っている人も何人かいました。
山登りはあまりしないのですが、こんなスイスの山なら1日かけてでも
ハイキングしてみたいな~。
景色を見ているだけで、足が痛いのなんて吹っ飛んでいきそうです。
なぜか十字架がありました。
十分に散策を楽しんだあとは、温泉へ。
リントナーは、メディカルセンター・ギャラリー・テルメの
3つの建物に分かれています。
「テルメ」は「温泉」という意味で、
屋内風呂と露天風呂があり、屋内には
25メートルのスイミングプールもあります。
こちらが露天風呂。
リントナーをはじめとするロイカバートにある温泉は、
療養を目的とした温泉施設がほとんどですが、
こういう施設をドイツ語では「クアハウス(療養の家)」 と言います。
日本では、ただ単に健康ランドとかサウナと呼ばれることも多い ですが、
ヨーロッパでは、このような療養を目的とした施設が一般的。
そして、温泉に入る時は日本のように裸ではなく水着着用。
水着を着ると、どうしてもプールで泳ぐ感じがするのですが、
まぁ他の国の人からしてみれば、逆に日本の温泉のように
知らない人と裸で向かい合って浸かるのも恥ずかしいし、
抵抗感があるんじゃないかと思います。
私たちは宿泊者なので部屋で水着に着替え、
その上にバスローブをはおって、テルメに向かいました。
まずは露天風呂へ。
こんな険しい岩山が目の前にそびえ立っていて、すごい迫力!
温泉に浸かれるなんてすごく幸せ~
温泉の中は、やはり療養のために来ている人が多いので
私たちが温泉に浸かったときも若い人はほとんどいなくて、
長時間のフライトで疲れていたので、
アジア圏の人はほとんどいませんでしたが、
途中で韓国人の家族が1組入ってきました。
子供2人連れて自由に海外旅行をするなんてすごい~
こちらの温泉のお湯は、ぬるま湯ぐらいだったので
長時間浸かっていられました。
温泉の効能があるのかは、感じられにくいですが
湯気も出てるし、かすかに硫黄のにおいもするような…
日本だと温泉に入ってもすぐのぼせてしまうので、
全身浸かったあと、体が温まるとあとは足もしくは下半身だけ
浸かることが多いんですが、ここの温泉では1時間半くらい
全身浸かっていました。
最後に少しプールで泳いで、サウナをしたあと
部屋に戻り、ご飯を食べに行くことに。
ブラブラ歩いていると、ステーキ屋さんが見えたので
お肉を食べることにしました♪
室内は、こんな感じ。
値段が高いので、2人で1つ頼むことにしました。
私たちが頼んだのは
「gaucho’s tapas deluxe」
というセット。
バーベキューソースのリブやエビ、
モッツァレラスティックなど、少しずつ盛り合わせになっているものでした。
これで、31.5スイスフラン。(約3100円)
これとサラダバー(10.5スイスフラン)を頼みましたが、サラダのおかわりは1回だけ(T_T)
味は、まぁ普通でした(笑)
食べ終わった頃には、日も沈み真っ暗になっていましたが、
家の明かりがキレイ。
レストランも、イルミネーションがされていて
もうお腹いっぱいなのに思わず入りたくなるような
おしゃれな雰囲気のお店でした。
ホテルに戻ると、昼間の露天風呂が光に照らされて
また違った姿を見せていました。
今日は天気もよかったので、お月さんもキレイに見えて
幻想的でした。
ホテルの情報とロイカーバートへの行き方はこちら↓MORE
LINDNER ALPENTHERME
住所:Dorfplatz CH-3954 Leukerbad
TEL:+41-27-4721-000
FAX:+41-27-4721-113
http://www.lindner.de/
ロイカーバートへの行き方はブリークから急行で西へ
約20分のロイク(Leuk)で下車し、
LLBバスで北へ30分。約1時間ごとに運行。