今日はお天気もよく、少し遠出をしたい気だったので、

インチョンの소래포구(ソレポグ) へ初めて行ってきました。
 


 

 ここには漁港があり、漁獲された海産物が毎日引きあげられ、

漁港の近くにある海鮮市場で売られるので



新鮮なお魚やエビ、カニなどを買って持ち帰ったり、お店で食べることができます。



また、毎年10月にはインチョン ソレポグ祭が開かれているそうです。

 

ソウルから日帰りで気軽に行けるので家族連れも多かったです。
 

 今日の運転も私が担当。
 

 道も混んでなかったし、ずっと高速だったので運転は楽チンでした。



 

 

ここは

장도포대지(獐島砲臺址)

と言われ、

インチョン広域市 文化財資料 第19号(2001.4.2指定)に

指定されています。
 

日本語では、

 

チャンド砲台跡地  となります

 

看板があったので、説明を訳してみると

 

 

장도포대는 조선 고종 16년(1879) 개항기때

チャンド砲台は、朝鮮 高宗 16年(1879年)開港期に

 

인천으로 진입하는 이양선을 막기 위해

インチョンに侵入しようとする異様船(※日本語では黒船)を食い止めるために

 

화도진을 구축할 당시 축조된 포대중 하나로

 ファドジン(花島鎭※地名)を構築する際に、築造された砲台の一つで 
수인선 건설당시 일제에 의해
水仁線(水原-仁川間を走っていた鉄道)建設当時、日本帝国により

소실되었으나 지역의 소중한 문화자원을 보존하고

焼失されたが、地域の重要文化財源を保存し、

역사교육의 현장으로 활용하고자 2006년 복원하였다

歴史教育の現場で活用しようと2006年に復元された。
 

 

 

 

近くに路駐し、漁港に向かって歩いていくと橋があります。

 

これを渡ると市場があるのですが、この橋、実は前は鉄道だったそうです。



 



こちらも説明があったので訳してみます。

 

소래철교(ソレ鉄橋)



 

소래철교와 협궤용 증기기관차

ソレ鉄橋と狭軌用蒸気機関車

 

소래철교는 태평양 전쟁당시 일제가 서해안에서 생산되는

ソレ鉄橋は太平洋戦争当時、日本帝国が西海で生産される

 

소금과 곡물을 수탈, 인천항을 통해 반출하기 위한 목적으로

塩と穀物を収奪し、インチョン港から運び出すための目的で

 

1937년에 수인선을 건설하면서 세워진 철교로 1994년까지

1937年に水仁線を建設する際に作られた鉄橋で、1994年まで

 

협궤용 증기기관차가 다니던 곳이다.

狭軌用蒸気機関車が走っていた場所である。

 

 

 

 

 



そして、この橋を渡ると

the 韓国!!という感じの露店が!!



 

ここは、ご飯というよりはお酒を飲む感じで、



簡単なおつまみと一緒に、おいしそうなマッコリを飲んでるおじさんたちが。

 



 

 1杯、1000ウォンだったので飲みたかったのですが、

あんまりお腹すいてなかったし、運転もあるので今日は控えました。

 

 

菊茶(국화차)を作るための菊もこんな風に販売してましたよ。



市場の入り口に入ったとたん、色んな海産物を売っていました。

試食用におばさんが小さく切ってくれています。

 

 

カンジャンケジャンが、こんなタッパーに入って販売されていました。

小さいもので10000ウォンから~。



 

こちらはゆでダコ。

 

 

 

えびの天ぷら。

 



 

こういう水産市場に行くとエビの天ぷらが売っていますが、

衣が分厚いのと脂っこいので、たくさん食べると胃がもたれます。

 

私の好きな焼き魚も並んでいました。

 



 

 干物類もあります~

 



 

そして本格的に中へ入っていくと、ピチピチのお魚さんたちがたくさん並んでいます。

おばさんたちの勧誘の嵐。

 



 

写真、通路左側にあるザルの上にのっている量で、

10000ウォン(約700円)という安さ!!

 



 

ずらりと並んでいます。

 

ここで買って持ち帰ることもできるし、すぐ後ろにあるお店でさばいてもらった魚を

食べることもできますし、またお店じゃなくて漁港のすぐそばの通路で

下の写真のように食べている人たちもたくさんいました。

 



 

私たちが食べることにしたのは、こちらの꽃게(コッケ)。

 



ワタリガニのことです。

カニ=冬 というイメージですが、よく捕れてるらしく

どこもかしこもワタリガニがたくさん並んでいました。

 

1KGで13000ウォン(約900円)。6匹分です。

こちらは、꽃게찜(コッケチム)にしてもらいました。

찜=茹でる ですので、茹でたワタリガニです。

 



 

そして、우럭(ウロッ)という魚を매운탕(メウンタン)用に買いました。

 



 

「ウロッ」というのはクロサイのことで、「メウンタン」というのは

魚のあらでダシをとった辛い鍋料理のことです。

 

刺身用としてのメバルももちろん売っていますが、

刺身を食べてからメウンタンを注文すると、食べられそうになかったので、

最初からあら用にとっておかれているメバルだけ注文し、

メウンタンにしてもらったということです。

 

いろんなお店があるのですが、2階がある場所に案内してもらいました。

인천회집(インチョンフェチプ)

 

 

 

ここのアルバイトのような男の子、取り皿とかおかずのおかわりとか頼んでも

なかなか持ってこないし、その割にぼーっとしたり、椅子に座って携帯見たりで

全然やる気なしでした。

 

こちらは突き出し。



 

赤いほうは개불(ケブル)といいます。

日本語では「ゆむし」といいますが、普通は釣りの時のエサに使われ

一般的には食べませんが、韓国の刺身屋では普通に出てきます。

生きたまま出てくるときは、口をパクパクさせてるようにウネウネ動くので

初めてこれを韓国で見たときは、気持ち悪くて食べられませんでしたが、

これも慣れで、今ではわりとふつうに食べています。

女性のお肌によいとか。。。

 

オレンジのほうは멍게(モンゲ)

これは「ホヤ」ですね。

 

メウンタン大好きな私ですが、いつもは刺身のあとのシメですので

食べたくてもお腹いっぱいで残してしまいます。

でも、今日はメウンタンがメインだったので、心ゆくまで食べることができました♪

 

 

そして、食べたあと帰りにエビとイカを買って帰りました。

エビは国産用ではありませんが、15匹で10000ウォン(約700円)

イカは3匹で5000ウォン(約350円)でした。

エビは次の日に家で天ぷらにして食べました♪

 



車で1時間半あればいけるので、ちょっとお刺身を食べたいときにちょうどいい距離です。

ただ難点は、次の日車に乗るとすっごい魚臭かった。

最初はエビとイカをトランクに積んだから?と思っていましたが、そうじゃなくて

たぶん私たちの服や体についたにおいがそのまま車に乗ったときに残ってしまったようです。。。

 

車のにおいをとるのに大変苦労しました(笑)

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소래포구(ソレポグ)

住所:인천 남동구 논현동 11

    (インチョン ナンドン区 ノニョン洞11)

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