韓国に嫁いできて、最初の日はお義母さんから
「キムチとかなくなったら、すぐ電話して!娘のように思うから3日おきに電話して!」 と言われましたが・・・
全然、言うこと聞いてない私。
一人暮らしは、3年以上しましたが
昔から実家にもふと気が向いたときに電話するって感じの適当でマメじゃないこの私が、
3日おきに電話なんてできるわけありません。
しかも、大量のキムチもなくなるわけはなく、なくなる前に家に行くと、また違うものをもらうわけで。
といっても、お義母さんも超男っぽい性格なので、全然ごちゃごちゃ言いませんが、
一度、あまりにも電話しなさすぎ&私たち夫婦が忙しくしていて家にも行かなかったときは、
「私が掛けないと電話もしないの!?」ってお怒りを受けました・・・
で、お怒りのあと、1週間に1度くらいは電話してみたんですが、
やっぱり、特に何にも話すことがなく、「元気ですかね」みたいに聞く、
あの安否の電話にやはり慣れず、結局あんまりしてません^^;
そんな義母から、24日のクリスマスイブにメールが入りました。
「이 세상에서 제일 소중하고 사랑하는 내새끼들 하이트크리스마스 다 건강하고 모두 사항하자」
こんな風に入りました。
文字数がオーバーするため、実際上のような分かち書きもなく。
意味は、
「世界で一番大切な私の愛する子供たちに“ホワイトクリスマス” 元気で仲良く過ごしましょう」
という感じなのですが、この韓国語の太文字部分。
내새끼들 「私の子供」という意味なのですが、
この「새끼」韓国語では罵るときとか、喧嘩するとき相手にむかって「野郎、こいつ」といった感じで、
いっぱい使われるのですが、非常に悪いイメージです。
このメールがきたとき、旦那に「なんかお義母さんからメールきたけど、そっちもきてる?」
というと旦那には届いてなく、なぜか私にだけ。
で、横からみた旦那が 「お母さん、새끼(セキ)って!!」とツッコミ。
そして、 하이트크리스마스 これは「ホワイトクリスマス」なのですが、
「하이트」じゃなくて「화이트」やし!! というまたのツッコミ。
私たち夫婦は同級生なのですが、会話はタメ口でなく丁寧語で話しています。
韓国語で言うと、語尾に「~요(~ョ)」ね。
私のためにきれいな韓国語を・・・という目的で最初から丁寧語で話した・・・と思っていたのですが、
しばらくして旦那がタメ口で話されるのを嫌がってるということが分かりました。
なので、普段ほとんど怒りませんが、メールなどでたまにタメ口を使っちゃうとあとで言ってくるし、
会話でタメ口とかでちゃうと厳しく言ってきます。
初めて会った韓国人には、びっくりされますけどね。
なので、私も韓国人の年下の子とか友達に韓国語で話すときも、
何かタメ口は居心地悪い感じでもうそのまま丁寧語でいっちゃってます。
もちろん、旦那の言葉遣いもきれいな韓国語ですが、これはどうやらお母さんではなく、
お父さんからの影響が強いということが結婚して分かりました。
お義父さんも礼儀を重んじる古風な人なのですが、お義母さんは結構口が悪いようで(笑)
お義父さんやお義兄さん、旦那が時々お義母さんに注意している姿を見かけます。
悪気はないので面白いのですが、この문자(ムンチャ→メール)でもやっぱりお義母さんのキャラクターと外来語に弱いということが分かりました。