夜9時半ごろ頃、大邱から車を走らせること約1時間・・・。

さすがにお腹もはちきれそうだったし、疲れていたこともあって

申し訳ないと思いながらも車で爆睡してしまいました。

 

起きたら韓国の南東部に位置する

慶尚北道(キョンサンポクド/경상복도)慶州(キョンジュ/경주)!!  

 

京都の雰囲気と一番似ていると言われる古都慶州。

約1000年(紀元前57年~935年)の栄華を極めた

新羅(シルラ)王朝の都があった都市です。 

 

私が京都出身ということもあるので、日本へ帰る前には必ず行ってみたかった慶州。 

 

でも夜9時半なので、さすがに暗くて最初街の雰囲気はよく分かりませんでした。

さっきの大邱の街と違って閑散とした様子。

 

やはり古都なので、京都と同じでカラフルな看板や街頭は全然ありません。

大型スーパーなんかもないし、建ってる家もすごい年期が入っているので、

京都よりも更に古い感じ。

また、適当に泊まる場所を探して、次の日の朝早めに起きて行動することにしました。

 

朝・・・。

 

7時半くらいに起きるとすごい良いお天気!!  

夜の8時までにソウルへ帰らなければいけないので、

全然時間がないため急いで観光へ行くことにしました。 

 

なんか、この日は連日食べ過ぎていたのかお腹の調子が悪くて

キリキリしていたので、薬局で胃薬を買って飲みました。

きっと車の中でもスルメとかめっちゃ食べてたし、

スルメは消化に悪いからなんかお腹がおかしくなったのかも><

車の中から上の看板を見ていると、

確かにあちこちに歴史遺産の名前が書いてあり、

街全体が昔にタイムスリップした感じ。


まず行った場所は「慶州歴史遺跡地区(경주역사유적지구)


慶州歴史遺跡地区は、新羅の歴史文化を伝える遺跡が保存されている総合的な遺跡地区です。

2000年にはユネスコ世界遺産にも登録されたそうです。

遺跡の種類により、

南山(남산/ナムサン)・月城(월성/ウォルソン)・

大陵苑(대릉원/テルンウォン)・皇龍寺(황룡사/ファリョンサ)・山城(산성/サンソン)

5地区に分かれていて、歴史遺跡地区内には計52の指定文化財が含まれています。  

 

その中でもまず私たちは月城(월성/ウォルソン)」地区に足を運びました。

 ここは、新羅時代の王や皇后が眠っているお墓が今でも大切に保存されています。  


 韓国語で「릉(ルン)」というのは、漢字で「陵」と書きますが、

日本では「古墳」にあたるものです。

公園の中に、巨大な丘みたいなものがいくつも大切に保存されているんですが、

この下に新羅時代の王様や皇后様が眠っています。

この「릉」の大きさが大きいほど偉い人が眠っているのだそう。

 

この雰囲気。

 

京都より奈良にすごく近いと思いました。

日本の古墳とはまた全然違いますが、奈良に行くと古墳があちこちに見られます。 

 

そして、この月城地区で有名なのが

「慶州 瞻星台」

ここは「善徳女王」のドラマの中にも出てくる場所です。

この「瞻星台」は、善徳女王時代に建てられた、東洋最古の天文観測台なのです。

一見、ただの石が積み上げられたモニュメントみたいだけど・・・(笑)

=ちゃんとnaverで調べてみて訳すとよく考えられて作られた

天文台なんだなぁということが分かります。  

 慶州 瞻星台(경주 첨성대/キョンジュ チョムソンデ)

 

  
 

1962년 12월 20일 국보 제31호로 지정되었다.

1962年12月20日国宝第31号に指定された。

 

경상북도 경주시 인왕동에 소재하며 높이 9.17m, 밑지름 4.93m, 윗지름 2.85m이다.  

慶尚北道 慶州市 仁旺洞に所在し、全体の高さは9.17mで, 

下直径は4.93m,上直径は2.85mである。  

 

밑에서부터 4.16m 되는 곳의 남쪽 허리에 한 변이 1m인  정사각형 문이 달려 있다.

下から4.16mの地点に一辺が1mの正四角形の出入門が付設されている。

 

 모양은 원통형으로 남쪽 문에 사다리를 걸었던 자리가 있다.

形は円筒形で南側の出入門に梯子をかけた跡が残っている。

 

30cm 높이의 돌 362개로 27단을 쌓아 만들었다.

30cmの高さの石362個を27段積み上げて作られた。

 

 내부는 제12단까지 흙이 차 있고,

 内部は12段目まで土に埋まっており

 

제19단에서 제20단까지와 제25단에서 제26단까지의 두 곳에

19段目から20段目までと25段目から26段目までの2箇所に

 

정(井)자형 장대석(長大石)이 걸쳐 있는데 그 양끝이 밖으로 나가 있다.

「井」字形の長大石を重ね、その両側が外にでている。

 

제27단 내부의 반원(半圓)에는 판석(板石)이 있고,

27段目内部の半円には板石(いたいし)があり、

 

 맞은편에는 판목(板木)을 놓았던 곳으로 보이는 자리가 있다.

反対側には板木(はんぎ)を置いた跡が残っている。

 

판석은 길이 156cm, 너비 60cm, 두께 24cm이다.

板石は長さ156cm、幅60cm、厚さ24cmである。

 

 꼭대기에는 정자석(井字石)이 2단으로 짜여 있는데,

頂部には井字石が2段に組み立てられていて、

 

그 위에 관측기구를 놓았던 것으로 보인다.

その上に観測器具を置いたと見られる。

 

 혼천의(渾天儀)와 같은 관측기구를 정상에 설치하고  

渾天儀(こんてんぎ)[・・・昔、天体の運行と位置を観測した機械] のような

観測器具を頂部に設置し、

춘분 ・추분 ・동지 ・하지 등의 를  24절기을 통하여 측정하였고,

春分 ・秋分 ・冬至・夏至 等の 24節気を 通して測定し、

 

정자석을 동서남북의 방위를 가리키는 기준으로 삼았던 것으로 보인다.

井字石を東西南北の方位をさす基準としたものと推測される。

 

한편 첨성대가 제단이었다는 학설도 있다.

一方、瞻星台(チョムソンデ)が祭壇であったという学説もある。

 

《삼국유사(三國遺事)》에 신라 선덕여왕(善德女王:재위 632~647) 때 

「三国遺事」に新羅善德女王(在位632-647)の時に

 

건립된 것으로 기록되어 있다.

作られたと記録されている。

 

慶州 瞻星台(경주 첨성대/キョンジュ チョムソンデ)のアクセスはこちら!!↓

——————————————————————————————————————-

소재지:慶北 慶州市 仁旺洞 839-1 (所在地) 경상북도 경주시 인왕동 839-1

지정종목:국보 (指定種類:国宝) 지정번호국보 제31호 (指定番号国宝第31号)

지정연도:1962년12월20일 (指定年度:1962年12月20日)

시대:신라 (時代:新羅)

종류:천문대  (種類:天文台)

開場時間:9:00~22:00

———————————————————————————————————————

Facebook にシェア

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL

ページ上部に