外島の観光が終わると時間は夕方の5時。

 

朝ご飯と昼ご飯兼用でキムパプを食べ、

車の中や外島でさつまいもとかお菓子とか適当にちょこちょこ食べてはいたものの、

ちゃんとしたご飯を食べていなかったので、夜はちょっといい食事を取ろうということに。

 

 

友達の友達が「東營(トンヨン/통영)」に住んでいるので、

この日の夜は一緒にご飯食べる予定だったのですが、

なんかプサンに出張で終わるのが遅くなるらしく、結局会うのはキャンセルになりました。

 

 

どちみち次の日は東營(トンヨン/통영)で観光する予定だったので、

この日は東營(トンヨン/통영)に泊まることに。

 

 

巨済島から東營まで約1時間くらいかなぁ~。

 

18時半頃には東營市内に入りました。

 

さて。

 

東營市も海沿いの街なのでこの日は「회(フェ)」を食べようということに!!

 

 

「회(フェ)」は日本語で「お刺身」

 

 

 

海の近くで新鮮なお刺身を食べよう~と張り切ってみたものの、地図も何もない!!

ナビしかない!! ということで、また友達がさっきの友達に電話して

おいしいお店を聞いてみたのですが、

その友達もはっきり場所が分からず。

 

 

とりあえず「『水産市場』はどこにあるか

聞いてみたらいいんじゃない?」 という私の提案で

適当に車を停めてもらって、

服屋の店員に私が水産市場はどこにあるか聞くことに。

 

 

どうやら、一人で韓国旅行に行ってから、

韓国人に対してなんでも聞くことに抵抗がなくなった私。

日本でも、調べるより人に聞け!!ってタイプなので、

今回もお店のアジュンマに

「すみませんが、この近くに水産市場ありますか?」と聞いてみると

心よく教えてくれました。

 

 

しかも簡単な地図まで書いてもらったし~^ー^

 

 

友達もそんな私に感心した様子で、

ほんと韓国に住んでも困ることないよねーと言ってました。

 

 

そんなことはないんだけど、なんとかなるさ!!って勢いでちょっと度胸はついたかな^-^

 

 

幸い、車を停めた道をまっすぐ行くと

5分くらいで大きな水産市場と港が出てきました。

 

 

この時点で7時過ぎになっていました。

 

狭い道に車を停めて、市場へGO!!

 

前にプサンの水産市場へ行きましたが、

 

プサンの水産市場とはまた違った雰囲気で

狭い道でアジュンマ達が活気よく生きた魚をさばいたり、

売ったりしている夜の市場の雰囲気を楽しむことができました。

 



 

刺身の食べ方は、日本と韓国では全然違います。

 

 韓国では、市場で生きた元気な魚が何種類も青いケースの中で泳いでいる。

 

私達はそれを見ながら自分達の食べたい魚を選んで決めます。

 

決めたら、その場で1匹すぐさばいて、中にある食堂に持ってきてくれます。

 



 



 

ダイレクトだし、ボリューム満点!!

日本のお刺身は質で勝負なら、韓国のお刺身は量で勝負だな。

 

さて、ここ東營の水産市場では、

魚もソウルでは見ない魚 「パンオ/방어」を売っていました。

 

「パンオ/방어」という魚は、日本語で「ブリ(鰤)」。

 

ソウルでは、一番多いのが「グァンオ(광어)=ヒラメ 」 や

「ウロク(우럭)=クロソイ(メバルとよく似ている魚)」で

ブリは全然見ません!!

 

この「パンオ/방어」はチェジュ島で捕れたものだそうで、一匹10000ウォン。

 

あと「トミ/도미」。

 

日本語では、タイ(鯛)ですが、タイがなんと一匹10000ウォン!!

 

安い~。

 

そして定番の「オジンオ/오징어」。

 

日本語では、イカ。二杯で8000ウォン。

 

お腹もすいてたので、迷わずこのお店に入ることに。

 

こんな風に韓国のお刺身屋さんでは、

テーブルが汚れないように予めビニールシートがひかれています。

 

それは、後で説明している「メウンタン」を食べる時に、

かなり汚れるからだと思います。

 

そして、お刺身屋さんではお決まりのつきだし~

 

韓国ではお刺身をサンチュ(チシャ)←サニーレタスみたいなものに巻いて食べることも常識。

しかも、しょうゆよりコチュジャンにつけて~ ワサビの色もすごいですよね~

 



 

お腹がすいてたので、さっそくモグモグと食べてしまいました。

 

お酒は刺身なので、やっぱり焼酎♪

 

しばらくすると、出てきました~ブリとタイ!!

 



 

すごいボリューム!!

そして「イカ」!!  絶対食べきれないし~。

 



 

ほんとにおいしかったんですが、生モノを続けて食べているうちに

なんか気持ち悪くなってきました><

量も多かったからかもしれませんが。

結局、イカはお持ち帰りすることにして、パックに詰めてもらいました。

 

そして、締めに「メウンタン(매운탕)」を注文。

韓国語で「辛い」という単語は「맵다(メプタ)」と言いますが、

その意味でメウンタンというのは「辛いスープ(or鍋)」という意味。

韓国では、刺身をさばいた後に残ったあらを使って、

このメウンタンを作ります。

臭みをとるために、大根、春菊、セリなどを加え、

辛くするために唐がらしやニンニクをたくさん入れます。

 



 私は、このシメのメウンタンが大大大好きです~^^

もちろん見るからに辛いし、また生臭いという人もいるので、

日本人の観光客ではなかなか好きという人はいないかもしれませんが、

魚のあらから出るダシが絶妙な味!!

 

そして、このメウンタンに残ったお刺身をしゃぶしゃぶのようにして入れると

また美味しいんだよ~。

 

ということを、韓国人に言うと「韓国人より韓国人だね」と言われてしまいます。

なんで私はこんなに辛いものが好きなのかなぁ~。

でも、このお店で食べた「メウンタン」は

私が今まで食べたメウンタンの中で一番でした!!

満腹になった後、少し市場を見物しました。

 



 友達は家族のお土産に「スルメ」を買っていました。

こんな風に干物がいっぱい売っています。



 また宿も適当に決めましたが、宿から夜の港が一望できました。



 満腹なのと、歩き疲れたので即効おやすみなさい・・・・。

おいしい刺身のお店はこちら↓

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금복횟집 활어(クンボクフェチブ ファロ)

【住所】통영시 동호동155-1 (중앙시장내)

【電話】055-648-1839

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