大田(テジョン/대전)から車を走らせること約3時間。

ついに私が韓国で一番行きたかった

慶尚南道(キョンサンナムド/경상남도)
巨済島(コジェド/거제도)
へ辿り着きましたぁ!!

巨済島(コジェド/거제도)というより、

巨済島(コジェド/거제도)からまた船に乗って行く
「外島(ウェド/외도)」に行きたくてここまではるばる来ました!!

「外島(ウェド/외도)」というのは小さな島ですが、韓国の国内旅行でも
1泊2日くらいで「外島(ウェド/외도)」へ行くツアーも結構あって、
観光地としても有名なところだそうです。

緑・花がとっても多くて、日本ではあのヨン様の「冬のソナタ」最終ロケ地としても有名です。

以前から、ずーっと行きたかったのですが、韓国の南に当たるので、
私が住んでいる京畿道からはかなり遠く時間に余裕があるときじゃないと
なかなか行けなかったので、ずっと行く機会を逃していました。

この日は、朝からすごく暖かく天気も良かったので
「巨済島(コジェド/거제도)」に入ってから見た海も
とっても綺麗に見えました。

ようやく遊覧船に乗り込む船乗り場に到着すると、
まさにもう5分後くらいに遊覧船が出発しようとするところでした!!

慌ててチケットを購入><



実は、この時ちょっとトイレに行きたかったのですが、
船にトイレがあるということだったので、
時間もなかったし我慢することにしたんですが、
入ってみると、トイレが1つもない!!!!!!

っていうか、遊覧船とは呼べないようなめちゃくちゃオンボロ船!!

友達も、「韓国でこんな船は初めて乗った」とさすがに驚いていました。

他にも「外島」に行く遊覧船の船乗り場はいくつかあるらしいのですが、
私達がチョイスした船はミステイクでした。



周りを見ると、おばさん・おじさんばっかり!!

どうやらこの遊覧船はコースになっていて、
終始司会者がマイクを持って一応案内をしてくれたのですが、
このおじさんもタモリのような黒いグラサンをかけた怪しさ満点の司会者・・・。

 

指示があるまで、外に出ては行けなかったので、中に座っていると、
オンボロでめちゃくちゃ揺れるので、だんだん船酔いしてきた・・・。

一応、船酔いした人のために、前に「酔い止め薬」を前に用意してくれていたのですが、
それをもらうのもなんか微妙で・・・

そのまま30分くらい経過。

やばい!!このままじゃ吐きそう!?と危機感に迫られている時に、
船のスピードが落ちてきて、外に出てもいいという指示が与えられました。

最初、気持ち悪くて立つのもしんどかったので、しばらく座っていたのですが、
完全に船が止まったのでゆっくり立って外に出ることに。





外島へ行く前に、海の中から岩山が突き出ている
海金剛(ヘグムガン/ 해금강)を遊覧船の外へ出て見物しました。



この海金剛(ヘグムガン/ 해금강)は、名勝にあげられるほど有名な岩らしいのですが、
確かにその大きさは雄大で迫力ある見ごたえがある場所でした。



迫力のある岩が連なっているのですが、その岩の間近まで接近して、
船が岩の隙間に入っていきました!!観光客達からも「おおっ!!」という歓声。





洞窟みたいな場所に入ってしばらく止まったあと、またすぐに船が出ます。
狭い狭いところなので、岩にぶつかりそう~~になりながらも、

うまいこと洞窟の中に入っていきました~^^

 





 

ここで、15分~20分くらい見物をした後、再び出発。

やっぱり、海の色が南の方はとても綺麗ですね。

近くにも立派なかっこいい岩がいっぱいありました。



ようやく「外島」が前に見えてきましたが、トイレに行きたくてしょうがなかった私は、
我慢するのに必死で、みんな「綺麗!!」と感嘆をあげているのに、
1分が長くて長くて早く港に着かないかどうか、冷や汗が出てくるほど
意識が遠のいていきました…(笑)

外島の見学は1時間半ですが、1時間後ちゃんと元の遊覧船に戻って来れるように、
船の名前が入ったバッジをもらいました。

「外島」が見えてから10分後。

ようやく船が到着!!

した途端、即効ダッシュ!!船を降りて、桟橋を渡り急な坂道を駆け抜け
トイレに一直線!!しようと思ったら、入口で警備員さんに止められ、
「ちょっと待ってください。団体客の方は、一緒に入ってください。」と言われまたここで少し待つ。

ようやく中に入って無事トイレに・・・^^;

さて、ようやく落ち着いて観光をすることに。

ここが「外島」です!!





外島の碑。

さらに坂を登っていくと、「冬のソナタ」の最後のシーンで、夕焼けをバックに

チュンサン(ペ・ヨンジュン)とユジン(チェ・ジウ)が抱き合うシーンを撮影したデッキがある

建物が見えてきました。

1時間くらいで回れる小さい島ですが、けっこう急な坂道を上がっていかなければいけません。



ここは、元々無人島でしたが、「イ・チャンホ(李昌浩)」「チェ・ホスク」という夫婦が

この島を知り、この島を買い取りました。

「イ・チャンホ(李昌浩」さんはなんと私が住んでいる盆唐出身の方だったそうです。

もう亡くなられていましたが、1969年から少しずつこの島にさまざまな植物を運び込み、

丹精に手入れを行い、開発を進め「海上公園」を作ったそうです。



本当に草花が綺麗に手入れされていて、熱帯植物もたくさん植えられていました。





坂道を観光順路通りにずっと歩いていくと広場があり、

ビーナスの女神像がたくさん並んでいました。





「ビーナスガーデン」と呼ばれているらしい。



どうやら、この島のコンセプトは「天国」のようです。



ここで聞きなれた日本語が。パッとみると女の人が携帯で話している。

今日は平日だし、私以外に日本人はいないと思っていたんですが、1人いました★

相手の男性は韓国人のようなので、結婚しているのかなぁ~と思ったのですが、

めちゃくちゃ写真を撮っていました。

ソウルで会うならともかく、韓国のこんな南の小さな島で同じ国の人と会うなんて不思議。

そしてここが、「冬のソナタ(겨울연가)」の最終回で流れた、

ユジン(チェ・ジウ)が設計して、

チュンサン(ペ・ヨンジュン)の建てた「不可能の家」です。



中に入ることは出来ないので、「不可能の家」?

門には「겨울연가 촬연지」と書かれたプレートが掛けられていました。



ユジンとチュンサン再会の場所★



「冬のソナタ」を見たのがだいぶ前だったのですっかり忘れていましたが、

you tubeで検索してみると、確かに「外島」だ!!

 

ここはユジンが歩いていた「天国の階段」と名付けられた並木道。

また順路通りに歩いて行くと坂道があり、登っていくと

さっきの「ビーナスガーデン」を上から見下ろすことができる場所に出ました。

何この景色!!めっちゃ綺麗~!!





そして、また坂道を登っていくと今度は海が見渡せる展望台へ出てきました。



海に突き出るようなかたちで望遠鏡が設置されていたんですが、ほんとに真っ青な海と
遠くの島が一望出来て、すごく素敵な場所でした。



この日の天気がめちゃくちゃ良かったので、遠くの景色も綺麗に見えたのですが、
韓国にもこんな素晴らしい観光地があるんだなぁ~と感動感動♪♪♪

 

そして、「パノラマ休憩室」を通り、また進んでいくと

今度は彫刻がたくさん並んでいる庭に出ました。

ちょっとエロい彫刻がたくさん置かれていましたが(笑)

 

さて。

 

外島の見物も終わり、いい気分で船に乗り込んだ途端、

例の司会者のひとがまたペラペラ話し出した。
そして、案の定、韓国お決まりの「トロット(演歌)」を歌いだしたのです!!

おじさん、おばさんは手拍子、司会者はノリノリ・・・テンション高!!
これぞ韓国!!

このノリ・・・ついていけない・・・と思って隣の友達に話掛けようと思ったら、
もっと驚いたことに寝てる!!
このうるさい演歌の中、寝られるなんて・・・。

この人、やっぱ大物。

最後までにぎやかな雰囲気で終わった外島の旅。

5時くらいに船舶場に着き、駐車した場所に戻ってきました。

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