ルノワール展(ソウル私立美術館)

Filed Under (市庁・光化門 (시청광화문)) by Gatuchan on 17-09-2009

もう9月中旬ですね。
秋と言えば、みなさんは何をしたくなりますか???
山登り、紅葉狩り、スポーツ、読書、勉強・・・・
いろいろありますが、秋と言えば
 
芸術の秋
ということで、
市庁にある
で開催されている
ルノワール展
 
 
 を見に行ってきました

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京都では、2008年に京都国立近代美術館でも開催されていたそうなので、
日本では去年全国の美術館で展示されていたのかなぁ~

韓国では、最近でこそ有名な画家の作品を企画展示する機会も多くなったそうですが、
昔は、海外の美術作品を展示することはあまりなかったそうです。

また、この「ルノワール展」の中でも、日本の美術館から来た作品はいくつかありましたが、
韓国では、海外の画家の作品を購入して国内で展示する美術館はほとんどないそうです。
ということは、韓国では海外の作品より国内の美術作品を大切にしているってことなのかな

この「ルノワール展」のチケットですが、この前一緒にイチョンへ行ったジヨンちゃんが
チケットが2枚手に入ったということで、誘ってくれました
本当は12000ウォン(約1000円)の高いチケット。誘ってくれたジヨンちゃんに感謝~

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私立美術館は初めて行きましたが、「徳寿宮(トクスグン)」のすぐ近くにあります。
地下鉄1号線1番出口、シチョン駅から出て、
トクスグンの石垣道に沿っていくと、歩いて5分くらい。

夜7:00くらいに行ったのですが、今月中旬でこのルノワール展が終了するということで
この時間にもかかわらず、美術館の中には鑑賞客でいっぱい

入口入るとすぐに、インフルエンザ対策のために手を消毒する機械が設置されていました。
インフルエンザ対策、韓国でも強化されていますねぇ・・・。
でも、この前ネットの記事で読んだ「トイレで手を洗わない韓国人」という記事が気になって、
この消毒機械を設置しても、トイレで手を洗って乾かしている韓国人はどのくらいいるんだろう・・・
とそればかり考えてしまいました

ここで、ルノワールの紹介を少し・・・。

ピエール=オーギュスト・ルノワール
(Pierre-Auguste Renoir)

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1841年2月25日~1919年12月3日
フランス印象派の画家。
風景画、花などの静物画もあるが、代表作の多くは人物画である。
長男のピエールは俳優、次男のジャンは有名な映画監督。
初期にはアングル、ドラクロワなどの影響を受け、モネらの印象主義のグループに加わるが、
後年は古典絵画の研究を通じて画風に変化が見られ、
晩年は豊満な裸婦像などの人物画に独自の境地を拓いた。

写真や教科書で見たルノワールの作品はたくさんありますが、
実際に見た作品はこれが初めてでした。
今から100年以上も前の作品なのに、作品は本当にきれいに残っていました。

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ピアノを弾く少女達

ルノワールの作品は、自由に発想でき、想像を膨らませられるような絵というよりは、
観ている人に非常に分かりやすく、幸せを感じさせてくれる絵が多かったです
ルノワールは、19世紀の美術家の中で「悲劇的なテーマを描かない唯一の画家」として
称えられていますが、ルノワールの油絵は、本当に、楽しく、やさしく、人を温かい気持ちに
させてくれる絵ばかりです。
明るくて生き生きとした、肯定的な絵が多かったので、見終わった後は、私も明るい気分で
美術館を出ることが出来ました。

特に女性の人物画に関しては、完成された芸術作品としかいいようがありません。
女性の微笑みや体の曲線を柔らかく表現し、女性らしさを上手く出している作品。
1890年代に入ると、ルノワールは豊満なヌードを数多く描いたので、
この展示会でもたくさんのヌード画が展示されていましたが、やはり本物の作品は
ヌードでもいやらしさというのは全くなく、女性の体が一つの芸術美として表現されていました。

ルノワールは、
「この世に女性が存在しなければ、私も画家として成功することはなかっただろう」
と言うくらい、女性という人物を作品として愛し、描き出していたんだと思います。

また、ルノワールが残した肖像画の中には、家族をモデルとしたものも数多く、
今回の展示会でもたくさん出品されていました。
そこには、ルノワール自身の愛情が込められています。

晩年は、リューマチ性疾患に悩まされ、車椅子で制作を続けたそうです。
との時のルノワールを描いた違う画家の絵がありましたが、
最後まで、カンバスに向かって絵を描くルノワールの姿は何かに取り憑かれたような感じでした。
死ぬ直前まで痛みと戦いながら、絵を描き続けたルノワール。
ルノワールが死の直前にやりたかったこと。
それは、美味しいものを食べることでも、家族と一緒に過ごすことでも、旅行にいくことでもなく
ただ「絵」を描くという行為だったのでしょう。

私は、死ぬ直前に何をやりたいと思うだろうか?と考えさせられました。

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今日は、展示も終了間際だということで、特別夜間公開もされており、
なんと午後12時までやっていました。
私達が出たのは、8時半くらいでしたが、夜間特別公開を見るために入場を並んで
待っている人たちがずらり!!
さすが韓国・・・夜ご飯を食べてから、美術館っていうコースも充分ありですね。

外に出ると、イルミネーションショーをやっていました。
美術館の建物に形のある光を映し出していました。
建物の窓に人やエレベーターの影を映し出し、
その人やエレベーターが動いたり、消えたり、隠れたりするイルミネーションで、
なかなか工夫が凝らされていました。

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黒いのが人の影です。見えますか??

ジヨンちゃんが話していましたが、
昔に比べて、ソウルはかなり芸術の街に変化してきているそうです。
チョンゲ川が出来てから、少しずつ街を芸術化していこうという動きが活発になり、
今年10月には、漢江(ハンガン)も新しく生まれ変わります。

こうやって、ソウル市民がもっともっとソウルのいいところを見なおして、街の文化を大切に育て
ていくようになるといいですね

ソウル私立美術館への行き方はこちら↓

ソウル私立美術館

住所 :ソウル市中区西小門 37番地(ソウル中区美術館道30)

利用時間:平日(火~金) 10:00 ~ 21:00  週末(土・日) ・祝祭日 10:00 ~ 19:00

休業日 :1月1日、毎週月曜日

ホームページ :seoulmoa.seoul.go.kr

料金 :一般700 ウォン

アクセス:地下鉄1号線「市庁駅」1番出口及び2号線「市庁駅」11番、12番出口。

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