今日は、私の担当するレベル10の最後の授業でした。
今回初めて日本語教師として持ったクラス。
このクラスは会話授業なんだけど、
話せる生徒もいれば、色々聞いても全然話が続かない人もいる。
それは、話せるけど恥ずかしいから話さない人、
レベルがあっていない人2パターンある。
それでも、みんなが均等に話せるように全員にあてて、
授業を続ける為には教科書だけじゃ80分の授業は持たないから、
他にも色々な資料を作って、生徒達に渡してやってもらうようにする。
その準備で、この1ヶ月は睡眠時間も全然なかったけど、
初めての先生やから、嫌やなぁって思われるのが悔しかったから、
自分なりに精一杯頑張ってた。
今日の授業では、最後にテストをして終わったけど、
みんなからの「ありがとうございました」
「先生ともっと一緒に勉強したいです」「楽しかったです」など、
色々な言葉をもらうと本当に嬉しいのと同時に寂しい。
そして、今日の8時からの最後のクラス。
このクラスは、すっごくよく出来る大学生の女のコが1人いて、
その子は中学生の頃3年くらいアメリカに住んでいた子なんだけど、
日本語も1年勉強しただけなのに、ぺらぺら。
たぶん、すごく頭がいい子なんだと思う。
その子ともう1人、インテリアの仕事を前にしていて、
今はやめてちょっと休んでいる女の人がいたんだけど、
2人は会話の授業でもよく話せるし、
言っていることもとてもよく分かるからやり易かった。
そして、最後にその大学生の女の子が、
「先生・・・これ私からのプレゼントです」と言って、
ビタミン剤をくれた!!
その中には、手紙も入っていた。
内容は、
「先生のクラスで、日本語だけではなく、
日本の文化や生活観の勉強もできて、
私にとってはすごく為になった時間でした。
あっという間に時間がたちました。
先生とのクラスが面白くて時間の速さを感じられなかったんです」
などなどが書いてありました。
本当に嬉しくて読みながら泣いてしまったんですが、すごく感動しました。
しんどかったけど、この1ヶ月乗り越えて本当に良かったって思えた手紙でした。
また、今週お昼の主婦の人が漬けたキムチを
大量に持ってきてくれました。
韓国では、冬にキムチを漬けますが、
これを「キムジャン(김장)」と言います。
そのキムジャンが先週の土曜、日曜にあったので、
その時に漬けたキムチをたくさん持ってきてくれました。
食べきれないので、他の先生にもおすそ分けしましたが、
かなり本格的です!!
これぞ韓国!!
しばらくは、キムチを買わなくても、生活できそうです^^