今日は仕事の話。
今月は学生達が冬休みなので、いつもより受講生が多いです。
私は、今まで大体5人とか6人くらいの授業をいつもしていたんだけど、
今月の生徒は一番多くて13人。
教室がすごく狭くて、空気が悪い・・・
養成講座の時の授業を考えると、13人って少ないのかなぁって思うけど、
やっぱり人数が多いと緊張もするし、学生の名前を覚えられないし、大変!!
今日は、学生から「機嫌」と「気分」の違いについて質問を受けました。
韓国では「機嫌」と「気分」はどちらも「기분」を使うので、その使いかたが難しいらしい。
私なりの分析ですが・・・
「機嫌」・・・一時的な感情や様子を表す。自分にも第3者にも使える。
・今日は眠いので、私はとても機嫌が悪い。
・子供はお菓子をあげるとすぐ機嫌がよくなる。
「気分」・・・心理的な状態の原因がある時に使う。自分のことにしか使わない。
・友達に陰口を言われていたことを知って、私は気分が悪くなった。
・人前でからかわれて、私は本当に気分が悪かった。
あと、日本語を勉強している韓国人は例えば
「私はテストに合格したので、とても気分がいいです。」とか、
「明日あなたにあえるので気分がいいです。」とよく言います。
一見、間違いじゃないと思いますが、日本人は「気分がいい」というよりは、
「とてもうれしいです。」とか「とても悲しいです。」という
具体的な言葉で自分の気持ちを表現するので、
少しこの表現は違和感があるかなぁと思います。
韓国語では、そんな時「기분이 좋다」気持ちがいい
と言うからそのまま直訳するのだと思います。
ちなみに、「気持ち」は・・・
「気持ち」・・・自分の体調を言う時。
・気持ちが悪くて、吐きそうだ。
・車に酔って、気持ちが悪い。
これは、「気分」を使う時もあると思いますが、
一般的には「気持ち」のほうがよく使うのでは?
感覚的に把握可能な対象について述べる時。
・蛙は鳴き声が気持ち悪い。
自分の心構え。
・何事も気持ちの持ちようだ。
皆さんは、使い分け分かりますか!?