南通に向かう前に、部長の家にもう一度寄ってから行きました。

 

実はご祝儀を持ってきたものの、

ご祝儀袋はどうすればいいか分からず部長に聞いたのです。

すると家に買ったものがあるから、

寄ってから行こうとおっしゃってくださいました。

 

 

韓国は式場に行けば受付に白い封筒があるので、

その場でいれる人もかなり多いのですが、中国は事前に入れて行くようです。

まあ日本人からしてみたら、それが当たり前のマナーなんだけどwww

 

これが祝儀袋(笑)

 

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やはり真っ赤です。

 

しかも『福』の文字が金色でこんなにデカデカと!!

あまりの派手さに驚いてしまいました。

 

 

お腹いっぱいになって、朝も早かったから

車の中では爆睡してしまった私たち(´Д` )

 

 

途中、サービスエリアでトイレ休憩。

 

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中国のサービスエリアは日本とほとんど変わりませんでした。

お食事処や軽食があったり、小さなスーパーがありました。

 

 

2

 

中国語でスーパーは『超市(chāoshì/チャオシー)』

スーパーマーケットをそのまま漢字にしたわけですね。

分かりやすいwww

 

2013-05-04 15.00.29

 

サービスエリアを出てまたすぐ寝てしまい、

気がついたら結婚式を執り行うホテルの前に到着していました(>_<)

 

到着したのは4時。

 

中に入ると、こんな豪華な舞台をセッティングしていました!!

 

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旦那の友人がかなりのお金持ちということもありますが、

もう1組のカップルより場所も広く確保されていたし、

玄関正面に大々的に置かれていました。

 

こちらが案内の看板。

これも赤www

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友人が来てくれて、このホテルのキーを渡してくれました。

私たちが参席するので1泊予約していてくれたのです。

 

 

18時に1階のロビーに降りてくればいいと言われたので、

2時間ほど部屋でゆっくりしました。

 

 

こちらがお部屋。

 

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想像していたのとは違い、すっきりとしていてキレイでした(笑)

 

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念のため、歯磨きをする時も水は市販の水で口をゆすぎました。

今は大丈夫なのかもしれませんが、

昔聞いたとき水道水でうがいをしてお腹をこわしたというのを

聞いたことがあったからです。

 

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こちらはホテルから見た外の様子。

南通は上海に比べると新しいマンションも多く、

街も割と整備されている印象をうけました。

新興住宅街なのかな~。

 

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18時になり1階に降りると、

先ほどのセット場の前で、新郎新婦が来る招待客のために

挨拶をしていました。

 

私たちも一緒に挨拶し写真を撮りました。

 

今回、中国の結婚式に参席するにあたって唯一覚えた挨拶。

『ご結婚おめでとうございます』

新婚快楽(xīnhūnkuàilè/シンフンクァィラ)

 

新婦さんに言ってみるとちゃんと伝わりました!!

 

そのあと、親戚に案内され式場に入りましたが、

あまりの広さと派手さに目が点になりました。

 

一緒に来た韓民族の人からは、

友人のお父さんが権力のある人だから、

1000人くらい来ると思うと言われてたけど、本当にそのとおりでした。

 

こちらが式場の様子。

 

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全面にスクリーンがあり、前撮り撮影の写真が映されていました。

 

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テレビで見ましたが、最近は中国でも韓国のように

本格的な前撮り写真を撮る人が多いようです。

野外撮影の写真とかも結構ありました。

 

 

先ほど連れてきてもらった部長たちと一緒に

一番前の円卓に案内されました。

 

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テーブルには前菜とお酒、それとタバコが置いてありました。

以前、旦那が婚約式に参席した時もご両親と挨拶すると同時に

タバコを差し出されてびっくりしたと言っていましたが、

タバコを吸う人が多いんでしょうね~。

 

P1030583

 

 

会場が広いので、このように全体を写すカメラが設置されており、

スクリーンに会場の様子が移されます。

 

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親戚も地方から集まってくるようで、

会場は久しぶりに会って挨拶を交わす人々で賑わっていました。

 

席には友人の親戚が酒造業をされているということで、

会社で輸入しているフランス産のワインが置かれていました。

私たちはそれをいただきながら、結婚式が始まるのを待ちました。

 

こちらは簡単なお土産。

チョコレートとキャンディーが置いてありました。

ちなみに台湾の結婚式ではキャンディーとタバコを土産に渡すそうです。

 

1

 

 

開始時間は18時半からでしたが、30分くらい遅れて始まりました。

 

 

すごくハイテンションな司会者が号令をかけ、新郎新婦が入場!!

 

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日本、韓国と違うのは入場の時、新郎新婦が一緒に入場するということ。

ご両親は中央の席に座っておられました。

 

驚いたのが、新婦は最初純白のウェディングドレスを着て出てきたのですが

靴が赤!!

靴まで赤なんて本当に赤は縁起がいいんですね。。。

靴を見たあとは、もう靴しか目に入ってきませんでしたwww

 

入場して新郎新婦が前に立つと、

司会者が何かを話し、その後、スクリーンに

今までの馴れ初めを新郎新婦が演じた映像が流れました(笑)

しかも声は吹き替えwww

出会いから遠距離を経てプロポーズまでする過程を

ミュージックビデオのように完璧に演じていましたが、

おもしろすぎてずっと笑ってしまいました。

 

そのあと(多分)新郎が挨拶し、

新郎新婦からご両親に挨拶し、最後に新郎のお父さんが来場客に挨拶をしました。

新郎新婦と新郎新婦のご両親が前に並びます。

 

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それから、本格的な食事が運ばれてきました。

新郎新婦は各テーブルを回り挨拶をしていました。

新婦は途中でチャイナドレスに着替えていましたが、

日本のようにお色直しのアナウンスなどはありません。

 

 

旦那が以前、婚約式に参加したときも

食べきれないくらいの量が出てきたそうで

しかもおいしいものはあとから出てくると言っていましたが、

今回もそうでした(笑)

 

40種類くらい出たのではないでしょうか。

 

 

一部の料理だけ紹介します。

 

こちら、小さいロブスターみたいな料理。

 

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おいしかったのですが、何か分からず調べてみたら、

どうやらザリガニ料理のようです!

殻を割り、中身だけむしゃぶりました。

手が汚れてしまうのが難点ですが、お酒のアテにちょうどよかったです(笑)

 

 

こちらはフグの煮つけ。

 

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お昼に食べたタイの煮付けと同様、柔らかくておいしかったです。

 

こちらは豚肉料理。

 

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私はこれは少し苦手なので一口しか食べませんでしたが、

あまりのボリュームに思わず写真を撮ってしまいました。

 

カニ。

 

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食事の間は、歌手(多分マイナーな人だと思う)や

サックス奏者など、次々と舞台に人が上がり、絶え間なく演奏が続きました。

 

 

そしてトリに新郎のお父さんがみんなに押され、

1曲歌ったものの、かなり音程が外れていました(*´ω`*)

でも、一人息子の結婚を迎えられ たのが本当に嬉しかったのでしょう。

笑顔がステキでした!

 

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式自体は1時間半くらいで終わりました。

全体の式の雰囲気や進行を見ると韓国の結婚式と似ていると思いました。

ただ中国では出された食事を招待客も主賓も

みんなお持ち帰りすることができるそうです

 

もちろんお酒もお持ち帰り可能。

 

私たちがザリガニ料理がおいしいと言ったのを聞いた部長が

「持って帰ればいいよ」と言って、ホテルの人に袋をもらってくれました。

私はきっと食べないだろうなm(__)mと思いましたが、

そこまでしてもらった手前、いらないと言うわけにもいかず

とりあえずビールと一緒に持って帰りました。

 

他の人も、みんな袋をもらって持って帰っていました。

まあ40種類ほど出てくるんだから、当然食べられないわけで

持って帰るのも理解できます。

もったいないもんね。

 

以前、旦那が婚約式に参席したときは、新郎の親戚と

意気投合して(中国語も通じないのに^^;)すごい強い

お酒をいっぱい飲まされたそうで、かなり酔っ払ったようで

今回も心配していたのですが、親戚の人とは少し席が離れていたので

飲まされることもなくほろ酔いくらいで終了しました。

 

20時半くらいに終わり、そのまま部屋に入りました。

 

韓国の結婚式は何度も参席したけど、中国の結婚式なんて

めったに参席できないと思うので、日本・韓国とはまた違った

国の結婚式文化を体験できてよかったと思います。

 

でも、どこの国も共通しているのは

結婚式はみんなが幸せそうな表情をしていること。

特にご両親のうれしそうな顔は、いつどこの結婚式に行っても

同じだなぁと思いました。

 

 

 

 

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