今日は以前、旦那が働いていた会社の後輩から

一緒に夜ごはんを食べようとお誘いがあり、

京畿道龍仁市にあるイチオシのお店、

「ファンソコジプ(황소고집)」というお店に行きました。

何を食べたかというと「カルメギサル(갈매기살)」

 

カルメギサルとはまず豚肉です。

部位はというと、あばら骨あたりの肉

もう少し詳しくいうと横隔膜と肝に間にある筋肉の多い部分の肉のことです。

 

豚のハラミは横隔膜の部分なので、
カルメギサル=豚のハラミとするのは厳密に言うと間違い。

 

ちょっと分かりにくいのでNAVERさんから図をお借りしてきました。

たくさん取れる部位でないことは図を見てもお分かりになると思います。

 

 

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赤い丸で囲った部分がカルメギサルです。

 

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こんなマイナーなお肉が韓国では専門店としてたくさんあります。

カルメギサルの“カルメギ”はかもめを意味するので

韓国語を勉強しはじめたころは「かもめのお肉!?」と思ったりもしましたが、

実際は違います^^;

横隔膜を意味する“カロマッ(가로막)”から

カロマッサル(가로막살)、カルメギサル(갈매기살)となったという話もあるそうです。

 

ちなみに牛の場合は「안창살(アンチャンサル)」 と言います。

 

ここはかなりローカルですが、知る人ぞ知るマッチプ(맛집/おいしいお店)

かなり有名なようでいつ行っても満席みたいです。。

 

お店の前に駐車場がありますが、すでに満車。

以前、週末夜の8時くらいに行った時にも

外でかなり待っている人がいたのですが、

店長さんにもう肉が切れたと言われて

仕方なく他のお店に行ったことがあります。

今日は5時くらいに行きましたが、やはり既に満席状態。

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番号札をもらって30分くらい待ちました。

 

週末なので家族連れの人が多いですね。

 

お店は倉庫を改造したような感じでほとんど露店に近いです。

露店に屋根だけついている感じ。

 

椅子もビーチの近くで食べる時に置いてあるような

プラスチックのすぐ割れるような椅子(^_^;)

 

床はなく、炭火焼なので煙がもくもくと立ち込めていて

かなりディープな韓国を味わえます。

 

男性には人気ですが、女性はにおいが服につくしキレイな所ではないので

嫌だと言う人も多いそうです。

私は気にしないというか、おいしいものを食べられるなら

それでいいので、においがつくのはかまいません。

 

中はかなり広いです。

 

カルメギサルは500g 23000ウォン(現ルートで約2000円)

女の子なら3人でちょうどいいくらいかな。

 

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炭が来ました。いい炭を使ってそう。

炭によって味が変わってくるので、どんな炭を使っているのかも大事だそうです。

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サービスでキムチもやし汁とニラのキムチが出てきます。

他にもサニーレタスやにんにく、キムチなどが出てきますが

おかわりはセルフサービスなので、なくなったら自分で取りに行きます。

 

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運ばれてきました、カルメギサル。

国産です。

 

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まず切らずにそのまま網へ載せます。

何度かひっくり返し、少しずつ焼いていきます。

ある程度焼けてきたらハサミで食べやすい大きさにカット。

 

豚肉は十分に焼かないといけないので

小さく切ったあとは、トングを使って網の上でお肉を左右に軽く転がします。

カルメギサルは脂身が少ないので、脂身が苦手な私にとってはうれしいです。

 

よく焼いたあと、塩を少しだけつけていただきました。

 

柔らかいながらも、歯ごたえがあっておいしい~~

見た目は砂肝が大きくなったような感じで、

食感も砂肝にちょっと似ていますが、砂肝よりずっと柔らかくて

そんなに噛まなくてもいいので、私はこのカルメギサルのほうが好き♡

 

キャベツ入りの特製タレには韓国のわさび入り。

このタレもおいしいのですが、私は塩で食べるほうが好き。

 

男性が2人いたので500gでは足りず、

항정살(ハンジョンサル)も注文しました。

 

Camera 360

 

ハンジョンサルというのは、豚1匹から200gくらいしか

取れない貴重なお肉のようですが、日本では「豚トロ」にあたります。

「豚トロ」って貴重なお肉なの?と思ってウィキでちょっと調べてみると…。

(以下ウィキペディアから引用)

豚トロは農林水産省が定めている「食肉小売品質基準」には部位として含まれておらず、

もつ(内臓肉)に分類される。

以前は焼肉店などで供されることはほとんどなかったが、

1996年ごろに北海道旭川市の焼肉店で用いられていたことから評判となった。

本来は上記のように採肉量は少ないのだが、

豚の背脂の部分をカットして形状を似せたものが代替品

(前述のように食肉小売品質基準には含まれていないため、

法律上は偽装というわけではない。)として出回っていることがある。

ということなんですね^^

 

ちなみにNEVERさんからまた図を借りてきました。

 

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ハンジョンサルもいい色をしていましたが、

ちょっと脂っこくてもたれました。

ハンジョンサルはほんの少しだけでいいかな。

 

今回は5時に行きましたが、

並ばないためには3,4時くらいに行くほうがいいそうです。

 

ちなみに店員さんはめっちゃ忙しそうにしているので

基本的に態度は悪いです(笑)

 

お店の評価はこちらです!

味      10点

ボリューム  10点

価格      8点

店の雰囲気   5点

店員の態度   1点 

計  34点/50点

 

お店の情報はこちらです。

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황소고집(ファンソコジプ)

住所:경기도 용인시 처인구 모현면 능원리 171-4

(京畿道龍仁市 處仁區 慕賢面陵院里171-4)

(キョンギ道 ヨンイン市 チョインク モヒョン ミョンヌン ウォンリ171-4)

TEL 031-339-0661

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