私は本屋さんに行くと、

衝動的に突然タイトルだけみて本を買いたくなるんですが、

買って満足してしまい、

そのまま放置している本が結構あります(>_<)

特に自己啓発系の本は、

タイトルだけ見て何冊かいっぺんに買ってしまいます。

この本もそのうちのひとつ。



 

斎藤茂太(さいとうしげた)さんの

『どんなグズもなおる本~17タイプ別グズ解消法』
 

『グズ』というタイトルを見て『グズ』な私は思わず買ってしまいました。

 

まあ読むと色々なグズのパターンがあり、

そのケーススタディーを具体的に出して、解決方法をアドバイスしています。

 

実際、こんなところをなおせばグズは治る!! って

分かってはいるんだけど実行に移せていない項目がたくさんありました^^;

 

私に当てはまるパターンを挙げると。。。

 

①遅刻グズ

遅刻癖がぬけない、出かける前にいつもバタバタしてしまうのが、

私のグズの癖。

こういう遅刻癖があるタイプは、

『時間は貴重だ』という感覚が欠如しているからだそうです。

だから、それをなおす第一歩は

『他人の時間を台なしにする権利は、自分にはない』と強く戒めること!!

遅刻とは、他人に時間の無駄遣いを強いることということを

ちゃんと頭に入れるだけで、

遅刻癖はかなりの部分、治療できるはずだそうです。

また、遅刻しがちな人は以下の4つの行動を義務として事前に課すといいらしい。

 

 

A.出かけるときに必要なものは、できれば前日のうちに、

『お出かけセット』としてまとめておく。

特に女性の場合は、着ていく服を準備しておく。

B.目的地までの所要時間を前もってきちんと調べておく。

C.玄関のよく見える場所に確認事項を列挙した紙を貼る。

D.出発予定時刻10分前になったらもう、電話を受けたり、

突然の来客に対応したりなど、人がからむ用件を受け付けない。

 

A~Dまでどれも当たり前の基本なのですが、

私の場合はダラダラする時間を優先させてしまい、疲れてできなかった~とか

自分に言い訳して事前の準備をほんとどしないことが改めて問題だと感じました。

 

 

②完璧主義グズ

 

やることが多過ぎて、結局、すべて中途半端になってしまう。

完璧主義?というには私の性格とは違うと思うんですが(笑)

この内容を読むと『当てはまる』ことが多いことに気づきます。

まず、完璧主義の人の多くは、他人に仕事を任せるのが苦手だそうです。

仕事にしろ家事にしろ、人によってさまざまなやり方があって当然なのに、

自分と少しでも違うと気になってしょうがない。

ましてや、「自分よりとろい」ところが見えようものなら、

「自分でやったほうが早い」と判断してしまう。

中には、人に任せておいて、 途中で「やっぱり自分がやる」と

取り上げたり結局は一から自分でやり直さなければ

気が済まない人もいるほどで、周囲は協力する気も失ってしまう。

 

こういう人は、結婚しても家事を全部自分だけで抱えこんで、

仕事と両立する人は本当に大変になるらしい。

では、どのように解決していけばいいのかというと・・・

 

⇒A.「ありがとう」という言葉をたくさん言う。

日常生活のなかで、少しずつ人に何かを頼んで「ありがとう」という機会を増やしていく。

例えば「ついでにゴミ出してきてきてくれる?

ありがとう」「お風呂沸かしてくれるとうれしいな。ありがとう」・・・というように

相手の返事を待たず「ありがとう」と言ってしまう。

先に「ありがとう」と言われてしまうとイヤとはいいにくい。

そして「いいよ」の返事をもらったらすかさず「ありがとう、嬉しい」という。

 

→B.早朝時間の活用をする。

夜は好きなことをして忙しかった1日のクールダウンをしながら眠りにつき、

今までより1~2時間早めに起床する。家事時間を夜から早朝にシフトする。

私は、結婚しても会社で働きたいと思っているタイプで、

しかも会社で仕事をしてしまうと適当にはできないタイプだから、

家事と仕事の両立で絶対苦しくなるときが多いと思う。

そうならないように、上のことを心に留めておきながら、

時間を上手く活用できるようにしていきたいなぁと思います。

 

③ダラダラグズ

これは、会社にいたときよくやってしまうんですが、

私は昼ご飯の時間が11時50分~でも

きっちり席を立ってご飯を買いに行くことができず、

休憩時間が短くなって損をしてしまうタイプ。

また、残業しない!と決めていても帰る前に長い電話につかまってしまったり、

ついつい明日にでも持ちこめる仕事をやってしまう。

一方、同僚はご飯時間になったら颯爽とスーパーに行きご飯を買いに行くし、

夜約束があると何がなんでも残業せず帰るタイプ。

そんな私は「だらだらグズ」だと思います。

こんなダラダラグズの解決法は・・・

「仕事のエンジンがかかりにくい」という人は、

心の中にその仕事をやりたくないという気持ちが潜んでいるからだという。

そんな人は結局仕事の計画を立てるだけでは意味がないので、

自分が一日の中で一番頭の回転がはやいと思うときに

難易度の高い仕事を持ってきて、

休憩後に比較的短時間でできる仕事を持ってくるといいようです。

またスケジュールを組む時は、仕事以外のスケジュールも組み込んで、

今日は絶対残業しないで早く終わる!!と

最初からリズムをつけていくことが大事だそうです。

 

 

④あいまいグズ

あいまいグズというのは、自分の考えを率直に口に出して言えないタイプ。

私も、仕事でもプライベートでも「あいまい」なことが多く、

よく自分で反省するんですが・・・

このタイプは、意見をもとめられても「相手はどう考えているんだろう?

意見が食い違ってもめたり、相手を傷つけたりしたくないし、

バカなことを言って軽蔑されるのもいやだな」とあれこれ考えて、

思うようにしゃべれない。

結局、黙り込んでしまうか、相手をさんざんじらしたうえに、

「私よく分からない」といってしまうようです。

こんな人は、「相手の身になって」ではなく、

「自分が傷つかないように」逃げているだけ。だと斎藤さんは言います。

 

このようにはっきり言えない人は、

素直な意見が口をついて出てきやすくなるように、

しゃべる直前に「本音を言うと」という言葉を

胸のなかで叫ぶと効果的だそうです。

声にこそ出さないものの、明瞭快活に言い放つこの言葉はきっと

「相手はどう考えているのかしら」と心配する気持ちや

「とんちんかんなことを言って反発されたらどうしよう」と不安になる心を

吹き飛ばしてくれるはずです。

何もかも意見が一致する相手なんて、どこを探してもいないのだから、

「意見は食い違って当たり前」という前提で会話をし、

相手との間にある「温度差」を楽しむ。

妙な報告で相手の気持ちを想像しない。

結局「グズ」の原因は、

「やればすぐできるのに、つい後回しにしてしまい、用事がたまる」というもの。

この「つい」が曲者です。

 

「いま」できることを「いますぐやる」ことは

簡単なようで難しいんですが、後回しが二つ、三つ重なると人は

さらに心理的に手がつけられなくなります。

 

 

なので、常に「いましかない!」と腹をくくって、

毎日の生活をよりよく充実させていけるような時間を作れるよう

努力していきたいと思います。

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