日本に戻ってきて、やっぱり日本のほうが断然美味しいなぁ~と思うのが、

ビール!!ビール!!ビール!!

 

特に、生ビールは日本が最高です♪

 

 

今日は、前から行きたいと思っていた

京都大山崎にあるサントリーの 「京都ビール工場」へ見学に行ってきました。



 この工場見学の嬉しいところは無料だということと、

ビールをタダでご馳走になれること^^;

事前予約が電話で必要ですので、行きたい!!というかたは

HPをチェックして事前に電話で予約しましょう^^

 

 

JR・阪急長岡天神駅から定期的に無料送迎バスが出ているので、

車がない人でもお手軽にいけちゃいます。

シャトルバスを降り、工場に入って受付を済ませたあと、

案内のかたが来るまで少しソファに座って待っていましたが、

窓から見るお庭もなかなか風情あり。

 



 工場内も綺麗に清掃されていて、清潔感がありました。

サントリービール工場は、現在日本に4つの工場を保有しています。

 

①利根川ビール工場(現在は工場見学は終了)

②武蔵野ビール工場

③京都ビール工場

④九州熊本工場

 

まだ、私より若そうな男性スタッフが年配スタッフとペアになって、

ビール生成の工程を一つ一つ説明してくれました。

 

まずビール製造の基礎として 美味しいビールが作られるためには、

 

①天然水

②麦

③ホップ

の3つの素材が重要。

 

まず天然水。

ビールの約9割は、水からできています。

天然水とは、特定水源の地下水のうち、

濾過・沈殿・加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わない水のこと。

サントリーでは、地下深くから汲み上げた

良質な天然水(ナチュラルミネラルウォーター)を仕込水として使用しているそうです。

 

次に麦。

粒のそろった良質の大麦を使用するだけでなく、

麦芽の「発芽状態」が均一なものを厳選することで、

麦本来のうまみを引き出しているそうです。

 

最後にホップ。

ホップは、専門の技術者が産地にて品質のよいものを厳選し、

欧米から輸する際には低温管理を実施することで、

ホップの新鮮な苦みや香りを保っているそうです。

 

 

次に工程別に工場内を歩きながら、一つ一つの工程を説明してくれました。  

まず、ビールは「製麦(せいばく)」という工程から入ります。

 

製麦とは、麦から「麦芽」にする工程のことです。

 

サントリーでは、選び抜かれた二条大麦に、 十分な水と空気を与え、

適度な温度で発芽させます。

適度に芽が出たら乾燥させ発芽を止め、その根を取り除いて「麦芽」ができます。

次に「②仕込」に入ります。  

工場内は写真撮影OKだったので、少し遠慮しながらも撮らせて頂きました。



 仕込みはこのような仕込槽のなかでされるそうです。

砕いた麦芽に天然水を加え適度な温度にすると、麦芽中のでんぷんが糖にかわります。

その後にホップを加えて煮沸し、ホップの香りと苦みを持った「麦汁」を作ります。

案内人のお兄さんに、サントリーで使っているホップの香りを嗅がせてもらいました^^

 

そして、次に「③発酵」させることで、麦汁からビールに変わります。

麦汁に酵母を加えて、低温で発酵させます。

酵母は麦汁の糖をアルコールと炭酸ガスに分解し、ビールの香りとなる成分も作ります。

約7日ほどで麦汁はアルコール5%の「若ビール」になります。

 

 

そして「④貯酒」させ、ビールを熟成させます。



 発酵が終了したばかりの若ビールを低温に調整されたタンクの中で熟成させます。

ビールに炭酸ガスが溶け込むとともにオリが沈み、

徐々に味や香りがまろやかになってきます。

 



 そして熟成を終えたビールは「⑤ろ過」作業に入ります。



オリや役目を終えた酵母を完全に取り除く作業です。

ビール醸造の全工程における徹底した衛生管理が熱処理をしない、

黄金色に澄んだ「生ビール」を生み出します。

 

最後に「⑥缶・樽詰」作業です。



完璧に機械化されていますが、規則的にビールがスーパーで売られている缶に詰められて

パッキングされていく作業を見られるのは面白かったです。

 

ここでは、徹底された酸素管理のもと缶や樽に詰められていきます。

最終検査に合格したら、完成です。

 

そして・・・工場見学の最後には試食タイム~❤❤❤

 

サントリーの売りといえばやっぱり「プレミアムモルツ」❤

3杯まで試飲できます。

 



 

厳選された麦芽を使用し、香り高い欧州産のアロマホップをふんだんに使用しています。

 

「華やかな香り、深いコクを旨み」を生み出す製法は、

「ダブルデコクション製法」「アロマリッチホッピング製法」という

2つの製法を用いているから。

 

「ダブルデコクション製法」とは、麦芽本来の旨みとコクのある味わいにするために、

仕込槽で徐々に麦汁の温度を上げながら、一部の麦汁を2回煮沸する製法。

 

また「アロマリッチホッピング製法」とは、

ホップの香りを最大限に引き出すために採用した製法。

 

麦汁の煮沸開始直後にアロマホップを加え、

さらに仕上げにファインアロマホップを加えることで、

上品で華やかな香りのビールとなるそうです。

 

 

プレミアムモルツはその品質が認められ、ビールの本場、 欧州で開催され

「2005,2006,2007年度モンドセレクション(MONDE SELECTION)

ビール部門において、

3年連続最高金賞(GRAND GOLD MEDAL)を受賞。

 

おつまみと一緒にお昼からきっちり3杯頂きほろ酔い気分で帰りました^^

ビール工場について行きたいかたはこちらをご覧ください↓

 

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「サントリー京都ビール工場」

住所:〒617-8530

京都府長岡京市調子3-1-1

所要時間:約60分(製造工程の案内、試飲)

案内時間:10:00~15:00(60分ごと)

4月~11月の土日祝日は10:00~15:30(30分ごと)

催行人数:2名~ 定休日:年末年始および臨時休業あり

予約・問合せ:075-952-2020

アクセス:JR京都線「長岡京駅」、阪急京都線「長岡天神駅」より無料シャトルバス運行(循環)

HPhttp://suntory.jp/FACTORY/

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