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	<title>日韓「マダン（ひろば）」の森へおこしやす &#187; 本</title>
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		<title>角田光代『八日目の蝉』</title>
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		<pubDate>Mon, 06 Jun 2011 16:57:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>

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		<description><![CDATA[【あらすじ】 薫。薫。薫。逃げて、逃げて、逃げ延びたら、私はあなたの母になれるだろうか・・・。 愛する男性と結ばれることは決して許されない。愛する男性の子供を産むことも決して許されない。 でも一度でいいから自分の手で我が [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>【あらすじ】</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4122054257/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&amp;tag=gatuchan-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4122054257"><img src="http://ws.assoc-amazon.jp/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;Format=_SL160_&amp;ASIN=4122054257&amp;MarketPlace=JP&amp;ID=AsinImage&amp;WS=1&amp;tag=gatuchan-22&amp;ServiceVersion=20070822" border="0" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=gatuchan-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4122054257" border="0" width="1" height="1" style="border: none !important; margin: 0px !important;" /></p>
<p>薫。薫。薫。逃げて、逃げて、逃げ延びたら、私はあなたの母になれるだろうか・・・。</p>
<p>愛する男性と結ばれることは決して許されない。愛する男性の子供を産むことも決して許されない。<br />
でも一度でいいから自分の手で我が子を育ててみたい・・・。<br />
一度でも母になることを望んだ野々宮希和子が選んだ道は、彼女さえ想像しなかった犯罪という道であった。<br />
不倫相手の子供を身ごもりながらも、産むことを選択できなかった女性が、不倫相手の妻が産んだ子供を誘拐してしまう。<br />
東京から名古屋へ、様々な女たちに助けられ、かくまわれながら、逃亡生活を続け、小豆島にたどり着く。<br />
偽りの親子関係。決して許されない関係と分かっていながら、最後まで子供を愛し続ける母。</p>
<p>なぜ、誘拐したの？なぜ、私だったの？<br />
自分の運命を大きく変えてしまった偽の母を憎むしかなかった薫こと秋山恵理菜。<br />
幼い頃の「あの事件」が自分の運命を大きく変えてしまう。<br />
そして、また自分もその憎い母を同じ運命をたどってしまうのか。。。</p>
<p>ラストまで息もつがせぬ傑作長編。第二回中央公論文芸賞受賞作。</p>
<p>今日は皆さんご存じ、GWから永作博美さん・井上真央さん主演で映画化されている<br />
「八日目の蝉」の感想です。</p>
<p>やはり、映画化されても本からまず読みたいという私の思いで、気になる作品でしたので案の定、<br />
単行本を買って一気に読みました。</p>
<p>もちろん、気になっていたんですが、この「角田光代」さんが最近めざましテレビで特集されていて、<br />
角田光代さんの独特なキャラクターに惹かれたのもこの本を手に取ったきっかけとなりました。</p>
<p>もちろん、角田光代さんの存在は知っていたのですが、やはり作家なのか感性が独特というか結構面白い方です。<br />
角田さんが、輪島功一のボクシングジムに通っている姿がうつされていたのですが、ボクシングをはじめた理由は、<br />
「恋愛して、へこむので、強くなりたいから」と言う理由で、昔恋愛して失恋したときにすごく落ち込んだのをきっかけに<br />
はじめられたそうです。サンドバックにバシバシとパンチを決めて、けっこう本格的に、ボクシングに取り組んでおられました。</p>
<p>ま、そこまでは分かるんですが、「ボクシングを始めて強くなりましたか？」と質問されたとき、<br />
「別に強くなりませんでした！やはり落ち込む時は落ち込むんです。」とあっけらかんと言ってのけたり、<br />
前に付き合っていた彼氏が、サラリーマンで規則正しい人だったので、自分もその人の生活に合わせるために<br />
８時半くらいに出勤する癖をつけ、自分の家ではなくちゃんと仕事場を設けて決まった時間に出勤するようにしていたり・・・</p>
<p>また、「１ケ月に２８個以上締め切りがあるとおかしくなる」といって、<br />
２８個以上は絶対仕事をもらわないように管理しているそうです。</p>
<p>私生活では、芥川賞作家の伊藤たかみさんと結婚していましたが、その後離婚され、<br />
2009年10月に、ロックバンドGOING UNDER GROUNDの河野丈洋と再婚されています。</p>
<p>恋愛経験も豊富な方なのかなぁ～と感じられましたが、この「八日目の蝉」を書いたのは<br />
やはり読んでいるかたが次々とページをめくってしまうような、どんどんその作品に引き込まれるような作品を書きたかったと<br />
おっしゃっられていました。確かに読んだ感想は、最初からすべてを明らかにせず、時系列で少しずつ事件の背景や<br />
登場人物の気持ちが明らかになっていき、一気に読まずにはいられない作品でした。</p>
<p>ここからは、本の感想＆ネタバレとなります。気になるかたはREAD MOREへ！！↓（読んでいない人は注意！！　）<span id="more-1404"></span></p>
<p>この「八日目の蝉」は、一章・二章と大きく２つの章に分かれています。</p>
<p>一章は、「野々宮希和子」が話者になり、不倫相手の妻の子供を誘拐し、捕まるまでの逃亡生活</p>
<p>が描かれています。<br />
二章は、野々宮希和子に誘拐され、成長した薫こと「秋山恵理菜」が話者になり、事件後の恵理菜の生活と並行して、<br />
事件の背景、公判での判決、事件に関わった人々の証言やその人達の生い立ちなどが浮き彫りにされています。</p>
<p>この小説では、男性も出てきますが、主に焦点になっているのは女性達。</p>
<p>生きてる上で様々な問題を抱えている女性達が描かれています。</p>
<p>しかし、やはり女性というのは男性には計り知れない『母性本能』というものが<br />
潜在しているということを強く感じさせられました。</p>
<p>そして、この作品において必ずしも母性本能は血縁関係にだけ生まれるものではないということ。</p>
<p>『血縁』を超えた愛情というのが、男女関係以外にどの程度強く生まれるものか計り知れないけど、<br />
希和子と薫(恵理奈)においては、肉親よりも強い結びつきが生まれてたんだと思います。</p>
<p>ただ、それが誘拐という侵してはいけない行いであったものの。。。</p>
<p>またこの作品で面白いと感じたのは野々宮希和子が逃亡中に約２年半身を置いた「エンジェルホーム」という施設。</p>
<p>この施設の存在は、なんか村上春樹の『1Q84』を彷彿させる存在でした。<br />
やはりこのカルト的な宗教団体を作品に使ってくるところは、モロ日本の作品らしいと思いました。<br />
(韓国にもサイビ宗教という怪しい宗教団体が存在するので、韓国でもそのような題材は扱われてるかもしれませんが)</p>
<p>世間では宗教団体に近いとされている施設では幹部女性による面談、健康診断等の結果でメンバーと証人され、<br />
エンジェルホームで生活できる人は、流産・堕胎経験があるか、先天的・後天的に不妊であるかを告白するか診断された女性だけ。</p>
<p>そのエンジェルホームで「スタディ」という研修を受けている間に、希和子達が何回も聞かれるのが<br />
「あなたは男か、女か」という質問です。</p>
<p>このエンジェルホームでは、男か女かということは重要ではないという議論がなされますが、<br />
やはりお腹を痛めて『子供を産む』ことができるのは女だけです。<br />
『母親』になれるのも女だけです。</p>
<p>限定された女性達を受け入れてる時点で女か男かという質問は矛盾するかと思いますが、<br />
やはりこの小説を読むと、女性は男性と違った芯の強さがあると感じられます。</p>
<p>結局、不倫相手と実らぬ恋に溺れて、決して犯してはいけない犯罪を犯した偽の母の姿を追うように、<br />
また薫こと恵理菜も、大学生になってから同じように不倫相手との子供をはらんでしまうのですが、<br />
薫は最終的に一人でも産まれた命を守ることにします。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;">『八日目の蝉は、他の蝉には見られなかったものを見られるんだから。</span><br />
<span style="color: #ff00ff;">見たくないって思うかもしれないけど、でも、ぎゅっと目を閉じてなくちゃいけないほどにひどいものばかりでもないと思うよ。』</span></p>
<p>私はまだ結婚もしていないし、子供も産んだことがないから、実際自分がこのような境遇になった時、<br />
産むこともできないし、現実的に考えてこの登場人物薫と同じように一人でも産むという決断は、絶対できないって思うけど、<br />
でも実際自分が母親になる瞬間、なった時には今までと違う強さが産まれるんだと思う。<br />
だれかのために、自分と血が繋がった子供の為に、なんでもできるのかもしれない。</p>
<p>この小説で訴えたかったのは、やはり女性の立場から見た女性の強さじゃないかなと思います。</p>
<p><span style="color: #ff00ff;"><strong>『母強し』</strong></span></p>
<p>扱っている話は不倫を材料にしているお話なので、前向きな話ではありませんが、<br />
特に女性にとっては、いろんな境遇におかれた女性達が必死にもがきながら、苦しみながらどれだけ前を向いて生きていっているのか<br />
女性の強さを感じられる作品だと思います。</p>
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		<item>
		<title>斎藤茂太「どんなグズもなおる本」</title>
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		<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 02:49:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>

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		<description><![CDATA[私は本屋さんに行くと、衝動的に突然タイトルだけみて本を買いたくなるんですが、 買って満足してしまい、そのまま放置している本が結構あります(&#62;_&#60;) 特に自己啓発系の本は、タイトルだけ見て何冊かいっぺんに買って [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>私は本屋さんに行くと、衝動的に突然タイトルだけみて本を買いたくなるんですが、<br />
買って満足してしまい、そのまま放置している本が結構あります(&gt;_&lt;)</p>
<p>特に自己啓発系の本は、タイトルだけ見て何冊かいっぺんに買ってしまいます。</p>
<p>この本もそのうちのひとつ。</p>
<p>斎藤茂太（さいとうしげた）さんの<br />
<strong><span style="color: #ff00ff;">『どんなｸﾞｽﾞもなおる本～17タイプ別ｸﾞｽﾞ解消法』</span></strong></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4479300414/ref=as_li_qf_sp_asin_il?ie=UTF8&amp;tag=gatuchan-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4479300414"><img src="http://ws.assoc-amazon.jp/widgets/q?_encoding=UTF8&amp;Format=_SL160_&amp;ASIN=4479300414&amp;MarketPlace=JP&amp;ID=AsinImage&amp;WS=1&amp;tag=gatuchan-22&amp;ServiceVersion=20070822" border="0" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=gatuchan-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4479300414" border="0" width="1" height="1" style="border: none !important; margin: 0px !important;" /></p>
<p>『ｸﾞｽﾞ』というタイトルを見て『ｸﾞｽﾞ』な私は思わず買ってしまった。</p>
<p>まあ読むと色々なｸﾞｽﾞのパターンがあり、そのケーススタディーを具体的に出して、<br />
解決方法をアドバイスしています。</p>
<p>実際、こんなところをなおせばグズは治る！！</p>
<p>って分かってはいるんだけど実行に移せていない項目がたくさんありました＾＾；</p>
<p>私に当てはまるパターンを挙げると。。。</p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;">①遅刻ｸﾞｽﾞ</span></strong><br />
遅刻癖がぬけない、出かける前にいつもバタバタしてしまうのが、私のグズの癖。</p>
<p>こういう遅刻癖があるタイプは、『時間は貴重だ』という感覚が欠如しているからだそうです。<br />
だから、それをなおす第一歩は<strong><span style="color: #ff0000;">『他人の時間を台なしにする権利は、自分にはない』</span></strong>と強く戒めること！！<br />
遅刻とは、他人に時間の無駄遣いを強いることということをちゃんと頭に入れるだけで、</p>
<p>遅刻癖は、かなりの部分、治療できるはずだそうです。</p>
<p>また、遅刻しがちな人は以下の4つの行動を義務として事前に課すといいらしい。</p>
<p>A.出かけるときに必要なものは、できれば前日のうちに、<br />
『お出かけセット』としてまとめておく。<br />
特に女性の場合は、着ていく服を準備しておく。</p>
<p>B.目的地までの所要時間を前もってきちんと調べておく。</p>
<p>C.玄関のよく見える場所に確認事項を列挙した紙を貼る。</p>
<p>D.出発予定時刻１０分前になったらもう、電話を受けたり、<br />
突然の来客に対応したりなど、人がからむ用件を受け付けない。</p>
<p>Ａ～Ｄまでどれも当たり前の基本なのですが、私の場合はダラダラする時間を優先させてしまい、<br />
疲れてできなかった～とか自分に言い訳して事前の準備をほんとどしないことが改めて問題だと感じました。</p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;">②完璧主義ｸﾞｽﾞ</span></strong><br />
やることが多過ぎて、結局、すべて中途半端になってしまう。</p>
<p>完璧主義？というには私の性格とは違うと思うんですが（笑）、<br />
この内容を読むと『当てはまる』ことが多いことに気づきます。</p>
<p><span style="color: #00ff00;">まず、完璧主義の人の多くは、他人に仕事を任せるのが苦手だそうです。</span></p>
<p><span style="color: #00ff00;">仕事にしろ家事にしろ、人によってさまざまなやり方があって当然なのに、</span><br />
<span style="color: #00ff00;">自分と少しでも違うと気になってしょうがない。</span><br />
<span style="color: #00ff00;">ましてや、「自分よりとろい」ところが見えようものなら、</span><br />
<span style="color: #00ff00;">「自分でやったほうが早い」と判断してしまう。</span></p>
<p><span style="color: #00ff00;">中には、人に任せておいて、</span><br />
<span style="color: #00ff00;">途中で「やっぱり自分がやる」と取り上げたり結局は一から自分でやり直さなければ</span><br />
<span style="color: #00ff00;">気が済まない人もいるほどで、周囲は協力する気も失ってしまう。</span></p>
<p>こういう人は、結婚しても家事を全部自分だけで抱えこんで、<br />
仕事と両立する人は本当に大変になるらしい。</p>
<p>では、どのように解決していけばいいのかというと・・・</p>
<p>⇒A.「ありがとう」という言葉をたくさん言う。<br />
日常生活のなかで、少しずつ人に何かを頼んで「ありがとう」という機会を増やしていく。<br />
例えば<br />
「ついでにゴミ出してきてきてくれる？ありがとう」<br />
「お風呂沸かしてくれるとうれしいな。ありがとう」<br />
・・・というように相手の返事を待たず「ありがとう」と言ってしまう。<br />
先に「ありがとう」と言われてしまうとイヤとはいいにくい。</p>
<p>そして「いいよ」の返事をもらったらすかさず「ありがとう、嬉しい」という。</p>
<p>→B.早朝時間の活用をする。</p>
<p>夜は好きなことをして忙しかった１日のクールダウンを<br />
しながら眠りにつき、今までより１～２時間早めに起床する。<br />
家事時間を夜から早朝にシフトする。</p>
<p>私は、結婚しても会社で働きたいと思っているタイプで、しかも会社で仕事をしてしまうと<br />
適当にはできないタイプだから、家事と仕事の両立で絶対苦しくなるときが多いと思う。</p>
<p>そうならないように、上のことを心に留めておきながら、<br />
時間を上手く活用できるようにしていきたいなぁと思います。</p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;">③ダラダラグズ</span></strong></p>
<p>これは、会社にいたときよくやってしまうんですが、<br />
私は昼ご飯の時間が１１時５０分～でもきっちり席を立って<br />
ご飯を買いに行くことができず、休憩時間が短くなって損をしてしまうタイプ。<br />
また、残業しない！と決めていても帰る前に長い電話につかまってしまったり、<br />
ついつい明日にでも持ちこめる仕事をやってしまう。</p>
<p>一方、同僚はご飯時間になったら颯爽とスーパーに行きご飯を買いに行くし、<br />
夜約束があると何がなんでも残業せず帰るタイプ。<br />
そんな私は「だらだらグズ」だと思います。</p>
<p>こんなダラダラグズの解決法は・・・</p>
<p>「仕事のエンジンがかかりにくい」という人は、<br />
心の中にその仕事をやりたくないという気持ちが潜んでいるからだという。</p>
<p>そんな人は結局仕事の計画を立てるだけでは意味がないので、<br />
自分が一日の中で一番頭の回転がはやいと思うときに<br />
難易度の高い仕事を持ってきて、休憩後に比較的短時間でできる仕事を持ってくるといいようです。</p>
<p>またスケジュールを組む時は、仕事以外のスケジュールも組み込んで、<br />
今日は絶対残業しないで早く終わる！！と最初からリズムをつけていくことが大事だそうです。</p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;">④あいまいグズ</span></strong></p>
<p>あいまいグズというのは、自分の考えを率直に口に出して言えないタイプ。</p>
<p>私も、仕事でもプライベートでも「あいまい」なことが多く、よく自分で反省するんですが・・・</p>
<p>このタイプは、<br />
意見をもとめられても「相手はどう考えているんだろう？<br />
意見が食い違ってもめたり、相手を傷つけたりしたくないし、<br />
バカなことを言って軽蔑されるのもいやだな」とあれこれ考えて、思うようにしゃべれない。<br />
結局、黙り込んでしまうか、相手をさんざんじらしたうえに、「私よく分からない」といってしまうようです。</p>
<p>こんな人は、「相手の身になって」ではなく、「自分が傷つかないように」逃げているだけ。だと斎藤さんは言います。</p>
<p>このようにはっきり言えない人は、素直な意見が口をついて出てきやすくなるように、<br />
しゃべる直前に「本音を言うと」という言葉を胸のなかで叫ぶと効果的だそうです。<br />
声にこそ出さないものの、明瞭快活に言い放つこの言葉はきっと<br />
「相手はどう考えているのかしら」と心配する気持ちや<br />
「とんちんかんなことを言って反発されたらどうしよう」と不安になる心を吹き飛ばしてくれるはずです。</p>
<p>何もかも意見が一致する相手なんて、どこを探してもいないのだから、<br />
「意見は食い違って当たり前」という前提で会話をし、相手との間にある「温度差」を楽しむ。<br />
妙な報告で相手の気持ちを想像しない。</p>
<p>結局「グズ」の原因は、「やればすぐできるのに、つい後回しにしてしまい、用事がたまる」というもの。</p>
<p>この「つい」が曲者です。<br />
「いま」できることを「いますぐやる」ことは簡単なようで難しいんですが、<br />
後回しが二つ、三つ重なると人はさらに心理的に手がつけられなくなります。</p>
<p>なので、常に「いましかない！」と腹をくくって、<br />
毎日の生活をよりよく充実させていけるような時間を作れるよう<br />
努力していきたいと思います。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>湊かなえ『告白』</title>
		<link>http://gatuchan.yuru2.jp/2010/06/06/kanae_kokuhak/</link>
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		<pubDate>Sun, 06 Jun 2010 12:43:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>

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		<description><![CDATA[ 湊（みなと）かなえ『告白』 【あらすじ】 「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」 我が子を校内で亡くした中学生の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。 語 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p> <strong>湊（みなと）かなえ『告白』</strong></p>
<p><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=gatuchan-22&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;asins=457551344X&#038;fc1=000000&#038;IS2=1&#038;lt1=_blank&#038;m=amazon&#038;lc1=0000FF&#038;bc1=000000&#038;bg1=FFFFFF&#038;f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe></p>
<p><strong>【あらすじ】</strong></p>
<p>「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」</p>
<p>我が子を校内で亡くした中学生の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。</p>
<p>語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。</p>
<p>衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第六回本屋大賞受賞のベストセラー。</p>
<p>去年話題になっていた本で、韓国にいる間もずっと読んでみたかった<br />
湊かなえ（みなとかなえ）さんの｢告白｣。<br />
先日、偶然父が買っていたのでさっそく読んでみました。</p>
<p>２００９年の本屋大賞に選ばれた本です。</p>
<p>松たか子さん主演で、今回映画化されたことで、また話題になっていますよね。</p>
<p>一言で言うと、読後感はとても悪い・・・救いようのない闇に落ちていく話ですし、<br />
「面白い」とか「面白くない」という単純な言葉で片付けられない本ですが、<br />
現代の社会的問題を色々彷彿させる一冊であります。</p>
<p>本の感想＆ネタバレはREAD MOREへ！！↓（読んでいない人は注意！！　）</p>
<p><span id="more-1001"></span></p>
<p>本ですが・・・ほんと最後まで一気に読みました。</p>
<p>時間があれば1日で読みきれますが、仕事もあったので3日くらいかけました。</p>
<p>中学教師が自分の教え子に自分の娘を殺されるという凄まじい内容ですが、<br />
すごく賛否両論のある内容ではないかと思います。</p>
<p>今の現代社会の少年犯罪をテーマにした作品、小説でも映画でも最近本当に多い。</p>
<p>東野圭吾小説の中でも、「さまよう刃」「手紙」など、少年犯罪に関する重くて</p>
<p>救いようのない若者達の生き様を描いた作品が多いですが、この「告白」も同系統。</p>
<p>人間の弱さ・脆さをモロに感じさせる一冊。</p>
<p>切れやすい若者、ストレスをどこにぶつけていいか分からず安易に犯罪に走ってしまう若者、<br />
人と関わること自体がめんどくさいこと、集団いじめ、そして安易に犯罪に走る人々。</p>
<p>こういう作品が増えるということは、今の社会が実際こういう問題を抱えているっていうことだから、<br />
この作品がたくさんの人に読まれて手に取って興味を持つ人が多いっていうのはなんだか皮肉。</p>
<p>もちろん、この小説の中で繰り広げられるストーリーは、<br />
現実的にはあり得ないくらい惨くて残酷な話なんだけど、<br />
なんか今の世の中を見ていると、近いうちにこの小説の中で起こっていることと<br />
同じことがニュースに流れる日がくるんじゃないかとも思う。</p>
<p>それだけ、今の社会は犯罪が溢れている不安定な社会なんだと思う。</p>
<p>この作品の中に出てくる登場人物達は<br />
心の中で思っていることと、表面に出す態度は全然違って、<br />
自分を素直に表現することが全然できないんです。</p>
<p>でも、自分は他人に認められたいっていう気持ちはすごく持っていて、<br />
なんとか頑張ろうとするのですが、<br />
それが世間には全く認められず、どんどん間違った方向に進んでしまう。<br />
そして、また正しい方向に導いてくれる人もいない。</p>
<p>なんか、人間は限りなく孤独なのかなぁとか<br />
自分の身を守るのに必死で他人のことなんか考えられなくなってしまったのかなぁとか<br />
考えたら悲しくなるような登場人物達の行動。</p>
<p>結局、この筆者が読者に一番伝えたかったことは何なんだろう？<br />
筆者の湊かなえさんは、何を思ってこういう作品を作ったんだろう？</p>
<p>読みながらそれをずっと考えていたんですが、最後まで分かりませんでした。</p>
<p>この本でよく出来ているところは、それぞれの語り手が章ごとに変わり、<br />
それぞれ自分の「告白」をしていくことです。</p>
<p>語り手が変わるので、それぞれの視点から事件の背景や、登場人物の気持ちを読みとることができます。</p>
<p><strong>第一章「聖職者」・・・語り手：娘を殺された女先生</strong></p>
<p>一章は中学１年Ｂ組のＨＲから。</p>
<p>この日は、３月の終業式。ここでいきなり先生がクラスのみんなに衝撃告白。</p>
<p>冒頭から先生の語り口調で一方的に物語が始まりますので、<br />
最初は「えっ？何？何の話？」って不思議に思いますが、<br />
自分の唯一の愛娘、「愛美」がこのクラスのＡとＢ、２人の手によって殺されたという衝撃の告白、<br />
そして、先生が２人の生徒に復讐するために、ＨＩＶに感染した<br />
「熱血　世直しやんちゃ先生　桜宮正義先生」の血液をＡとＢの給食の牛乳の中に混入したという<br />
驚きの復讐をクラスメートに告白します。</p>
<p>ここでは、まだ「桜宮正義」先生以外の実名は伏せられています。</p>
<p>クラスメイトの皆、誰が聞いてもＡとＢが誰か分かっているのに、<br />
敢えて実名を出さない先生にまた恐怖を感じます。</p>
<p>最初の第一章から到底あり得ない衝撃告白と復讐劇で物語の幕は開かれます。</p>
<p><strong>第二章「殉教者」・・・語り手：美月（女先生の教え子、ＡとＢのクラスメイト）</strong></p>
<p>ここからは、みんなが２年Ｂ組に進級してからの話。</p>
<p>ここから、女先生の名前は「悠子先生」、Ａが「修哉くん」、Ｂが「直哉くん」ということが分かります。</p>
<p>自分の手で２人の生徒を裁いた悠子先生は、衝撃の告白の後、学校から姿を消し、代わりに「ウェルテル」という</p>
<p>若い男性教師がこのクラスの担当になります。</p>
<p>語り手は美月。美月が悠子先生に手紙を書きます。</p>
<p>最初に「愛美」を殺そうと企てた「修哉」は、変わらずに学校へ来ていますが、<br />
クラス中からイジメの対象とされます。</p>
<p>「修哉」の企みにのって一緒に「愛美」殺しに加担した「直哉」は、<br />
結局まだ死んでいなかった「愛美」を最終的にプールに放り込み、殺人を犯しました。<br />
そして、ＨＩＶに感染させられたかもしれないという恐れから登校拒否になり、<br />
一回も学校へ来られなくなります。</p>
<p>そして、この語り手の美月も修哉をかばったことで、またクラス中のイジメの対象に。</p>
<p>美月と「ウェルテル」は、直哉の家に訪問を重ねますが、この章の最後でまた衝撃が・・・</p>
<p>今度は「直哉」が家で実のお母さんを殺してしまうのです。</p>
<p>ここでは、少し長くなりますが、私は美月のこんな言葉が印象的でした。</p>
<p>『私は守られている方の立場ですが、先生が話す前から、少年法に疑問を感じていました。<br />
（省略）それを見るたびに、私は、裁判なんて必要ないじゃないか、犯人を遺族に引き渡して、好きなようにさせてあげればいいじゃないか、と思っていました。先生が直くんと修哉くんを自分で裁いたように、被害者の遺族には、犯人を裁く権利を与えるべきだ、裁判は、裁く人がいないときだけおこなえばいい、と思っていました。<br />
（省略）でも、この手紙を書いている今は、少し考え方が変わりました。<br />
やはり、どんな残忍な犯罪者に対しても、裁判は必要ではないか、と思うのです。それは決して、犯罪者のためではありません。裁判は、世の中の凡人を勘違いさせ、暴走させるのを食い止めるために必要だと思うのです。<br />
ほとんどの人たちは、他人から賞賛せたいという願望を少なからず持っているのではないでしょうか。しかし、良いことや、立派なことをするのは大変です。では、一番簡単な方法は何か。悪いことをした人を責めればいいのです。それでも、一番最初に糾弾する人、糾弾の先頭に立つ人は相当な勇気が必要だと思います。立ち上がるのは、自分だけかもしれないのですから。でも、糾弾した誰かに追随することはとても簡単です。自分の理念など必要なく、自分も自分も、と言っていればいのですから。その上、良いことをしながら、日頃のストレスも発散させることができるのですから、この上ない快感を得ることができるのではないでしょうか。そして、一度その快感を覚えると、一つの裁きが終わっても、新しい快感を得たいがために、次に糾弾する相手を探すのではないでしょうか。初めは、残虐な悪人を糾弾していても、次第に、糾弾されるべき人を無理矢理作り出そうとするのではないでしょうか。』</p>
<p>これが、現代の集団イジメの根源となっている問題ではないでしょうか。</p>
<p>自分一人では何も言う勇気はないんだけど、誰かが始めるとオレも、私もといって次々と加担していく・・・</p>
<p><strong>第三章「慈愛者」・・・語り手：直哉のお姉さん</strong></p>
<p>今度は、殺人者の家族からの視点で描かれています。</p>
<p>語り手は直哉のお姉さんですが、離れて暮らしている間に、弟が母を殺したという事実を知らされ</p>
<p>事件の真相を確かめるため、母がつけていた日記を読み始めます。</p>
<p>途中から、お母さんの日記になりますので、実際の語り手はというとお母さんになるのですが、</p>
<p>ここでお母さんの過保護さや、引き籠りになった息子への接し方の難しさが表現されています。</p>
<p>ここではお母さんのこんな言葉が印象的でした。</p>
<p>『数年前から、「ひきこもり」や「ニート」という言葉をよく耳にするようになりました。それらに該当する若者は年々増加し、社会的な問題になっているそうです。私は、これらに該当する、学校にも行かず、仕事もせず、家の中でごろごろしている若者に、このような名称を与えてしまったことが問題ではないかと常々思っているのです。私達は社会生活を送る上で、どこかに所属していたり、肩書きがあることにより、安心感を得ているのではないかと思います。どこにも所属していない、何も肩書きがないということは、自分が社会の一員として存在していないのと同じことです。たいていの人は、自分がそのような立場になれば、不安とあせりを抱き、一日も早く、自分の存在場所を確保しようと努力するのではないでしょうか。しかし、どこにも存在していない人達に「ひきこもり」だの「ニート」だのと名前をつけてしまうと、その時点で、それがその人達の所属であり、肩書きとなってしまうのです。者会いの中に「ひきこもり」や「ニート」という存在場所を確保した人たちは、それだけで安心し、仕事に就いたり、学校に行ったりという努力をしなくなってしまうのです。</p>
<p><strong>第四章「求道者」・・・語り手：下村直哉</strong></p>
<p>ここで直哉の人物像が明らかになるのですが、自分に対してのコンプレックス、お母さんから「優しい」と言われることにいかに</p>
<p>みじめな思いをしていたかが分かります。最初のほうにこんな文章があります。</p>
<p>『そんな僕を母さんは、親戚や近所の人達に「優しい」と自慢する。「優しい」って何だろう。ボランティア活動でもしているのならともかく、僕は「優しい」と言われるようなことをした覚えがない。褒めるところがないから、仕方なく「優しい」という言葉でごまかしているのだ。それならむしろ、褒めてくれない方がいい。僕はビリになるんは嫌だけど、一番になれないことを僻んだりもしていないのだから。』</p>
<p>そんな風に、自分に劣等感を持っていた直哉が、渡辺修哉に踊らされて悠子先生の娘を殺してしまうのです。</p>
<p><strong>第五章「信奉者」・・・語り手：渡辺修哉</strong></p>
<p>この修哉は、最初に殺人を計画した張本人なのですが、ここではなぜ修哉が殺人を犯そうとしたのかという動機が</p>
<p>明らかになります。修哉には、母親が２人いるのですが、産みの親である母親は幼いころから修哉にＤＶをしていて</p>
<p>結局それが父親に見つかり、離婚します。母親は優秀な理工学部の大学教授なのですが、修哉はＤＶに遭っていても</p>
<p>どこまでも母親を尊敬していて。大好きで。結局離れた後も、お母さんにまた会いたい、お母さんが会いに来てくれるためには</p>
<p>どうしたらいいか・・・色々な策を練って、注目されようとしますが、結局最後は殺人をしたらお母さんも自分のことを心配して戻ってきて</p>
<p>くれるかもしれない・・・という考えにいたり殺人を犯すという恐ろしい頭を持つ男の子です。</p>
<p>そして、修哉は最後に自分の通っている学校に爆弾装置を仕掛けるのですが・・・</p>
<p>この小説は、章ごとにだんだん真相が明らかにになっていくので、一回読むと離れられません。</p>
<p><strong>第六章「伝道者」・・・語り手：守口悠子先生</strong></p>
<p>悠子先生は、修哉が中学校に仕掛けた爆弾を解除して別の場所に移します。</p>
<p>その場所とは・・・修哉が一番愛していたお母さんがいる場所、Ｋ大学理工学部でした。</p>
<p>冒頭一章で、牛乳の中にHIVに感染した悠子先生の旦那の血液を混入したという復讐を告白していますが、</p>
<p>これは結局旦那さんが気づいて牛乳パックを取り替えていましたので、復讐は白紙になりましたが、</p>
<p>結局、最終的には悠子先生は自分の手で娘を殺した犯人に復讐を下すのです。</p>
<p>この復讐内容については、どちらの方法もあまりにも非現実すぎて、</p>
<p>やっぱりこの物語はフィクションなんだという感じで終わってしまいましたが、私がところどころ文章を引用したように、「ニート」や「ひきこもり」という言葉に対しての考え方や、「犯罪」「イジメ」が肥大していく原因などをこの筆者は冷静に分析していると思いました。</p>
<p>でも、この湊かなえさんのプロフィールを見ると、なんと武庫川女子大学家政学部卒業なんですね。<br />
関西の大学で、しかも私と同系統の学部なので、プロフィールを読んだ途端、そこに注目してしまいました（笑）<br />
小説家とは全然関係ないところで生きていた人が、こんなセンセーショナルなデビューを果たすなんて、<br />
やっぱ人生どうなるか分からないですね。<br />
誰にでもチャンスはあるっていうことだな。</p>
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		<title>東野圭吾「殺人の門」</title>
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		<pubDate>Sun, 31 Jan 2010 14:27:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>

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		<description><![CDATA[東野圭吾「殺人の門」     殺人の門 (2003/08) 東野 圭吾商品詳細を見る   【あらすじ】 ｢倉持修を殺そう｣と思ったのはいつからだろう。 悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。 そして数 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><span style="color:#cc0000"><span style="font-size:large;">東野圭吾「殺人の門」</span></span></p>
<p><span style="color:#ff3366"><span style="font-size:x-large;"> </span></span></p>
<p><span style="color:#ff3366"><span style="font-size:x-large;"> </span></span></p>
<table style="width: 75%; border: 0px;" border="0">
<tbody>
<tr>
<td style="border:none;" align="center" valign="top"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048734873/fc2blog06-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/519VZ0EMFFL._SL160_.jpg" border="0" alt="殺人の門" /></a></td>
<td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4048734873/fc2blog06-22" target="_blank">殺人の門</a><br />
(2003/08)<br />
東野 圭吾<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048734873/fc2blog06-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p><strong><span style="color: #ff6600;"> </span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #ff6600;">【あらすじ】</span></strong></p>
<p>｢倉持修を殺そう｣と思ったのはいつからだろう。<br />
悪魔の如きあの男のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。<br />
そして数多くの人間が不幸になった。<br />
あいつだけは生かしておいてはならない。<br />
でも、私には殺すことができないのだ。<br />
殺人者になるために、私に欠けているものは何なのだろうか？<br />
人が人を殺すという行為はいかなることなのか。</p>
<p> </p>
<p>この殺人の門も、「手紙」「白夜行」「さまよう刃」などと同類で取りあえず</p>
<p><strong><span style="FONT-SIZE:large"><span style="color: #0000ff;">「重」</span></span></strong></p>
<p>です。</p>
<p>読んで不快感を味わったり憂鬱になる人も少なくないかもしれません。<br />
でも、このような重厚な作品だからこそ、最後まで一気に読み進めてしまえる勢いがつくのかもしれません。<br />
私は好きなジャンルです。</p>
<p><strong>感想の続き＆ネタばれはRead more!!↓</strong><br />
<span id="more-648"></span><br />
<strong><span style="color: #ff6600;">【感想】</span></strong></p>
<p>｢人間はいかに弱いものか｣<br />
この本を読みながらそう感じました。<br />
そして、<br />
「人間は一人では生きていけない。だれかを頼りにして生きていかなければいけない」<br />
ということについても改めて考えさせられる一冊です。</p>
<p>｢殺人の門｣はトリックがあったり、<br />
仕掛けがあるようなミステリー・推理小説ではありませんが、<br />
人間の心理変化、心理描写を読み手に推理させながら、<br />
次に登場人物はどういう行動をとるかについて考えさせます。</p>
<p>そして東野圭吾は、その心理描写の描き方がものすごくうまい。<br />
他の作品｢手紙｣や｢さまよう刃｣などとジャンルが似ているのですが、<br />
特に人間の弱い部分について非常に細かく描写されています。<br />
だから、次に登場人物がどんな行動をとるのか気になって次々ページをめくっていき、<br />
結局没頭して一気に最後まで読んでしまうのです。</p>
<p>東野圭吾の本は一度読んでしまうと集中してしまうので、他のことが手につきません。</p>
<p>この話の主人公は｢田島和幸｣。<br />
歯医者の一人息子で幼い時から家政婦を雇えるくらいの裕福な家庭に生まれる。<br />
しかし、同居していた祖母の死をきっかけに人生の歯車が狂い始める。<br />
両親の離婚から、和幸は父のせいでどんどん闇に落ちていき、壮絶な少年時代を過ごす。</p>
<p>この壮絶な少年時代がまずは前半部。<br />
女に溺れ堕落していく父の様子や、学校でのいじめ、実らぬ初恋とその女の子の死。<br />
東野圭吾ならではの重い闇世界が今回も重厚に仕上がっている。</p>
<p>そして後半部は和幸が大人になってからの人生。<br />
高校を卒業し、やっと父の呪縛から離れられたと思ったのもつかの間、<br />
職場での先輩からのいびり、悪徳商法の世界、金遣いの荒い妻、離婚。。。<br />
結局、和幸も自然とあれほど嫌っていた父と全く同じ悲壮な運命を辿ることになるのである。</p>
<p>そして、この物語の一番面白いのは、和幸の人生に小学校時代の友人<br />
｢倉持修（くらもちおさむ）｣が絡んでくることである。</p>
<p>小学生の時から、騙され利用され裏切られ、何度も何度も倉持を殺そうとする和幸だが、<br />
いつも口上手く相手を引きつける倉持のペースに引き込まれて殺意をなくしてしまうのだ。</p>
<p>この物語で面白いのは、和幸と倉持の距離感です。<br />
和幸は騙されるたびに倉持を殺そうとするのに結局殺せず、<br />
しばらく距離を置くのですがまた和幸は倉持と引き合ってしまいます。</p>
<p>この「倉持」という人物の描き方もものすごくうまいです。<br />
傍から見たら、ただのペテン師なんですが、ものすごく口が上手いので聴いている人達はみんな彼の話に引きこまれ騙されてしまう。</p>
<p>そして世の中の汚さをよく理解し、その汚さを金を掴むために利用する。</p>
<p>口が上手い人って信用できませんが、ある意味尊敬してしまいます。なんでそんなに話が上手いんだ？って。</p>
<p>私はどちらかというと、和幸みたいに不器用なほうなので、倉持のような生き方は羨ましいかな。</p>
<p>もちろん、ある意味ではってことだけど。</p>
<p>そして、最後に東野圭吾特有のどんでん返しがあります。<br />
推理小説はどの本でもそうかもしれませんが、どの登場人物も見逃してはいけません。<br />
すべてが関係者です。<br />
少ししか出てこなかった脇役が、最後に和幸に重要なヒントを与えてくれるのです。<br />
そして、和幸は今まで越えられなかった「殺人の門」を超えようとし、倉持の首に手をかけるのですが……</p>
<p>最後に和幸が倉持を殺せたのか、結果は分かりません。<br />
小説は「おれは殺人の門を超えたのだろうか。」という和幸のセリフで終わります。</p>
<p>この小説での焦点は</p>
<p>「殺人者になるために、和幸に欠けているものは何なのだろうか」ということです。</p>
<p>この問いに関して、最後の方に刑事が和幸にこのようなことを言います。</p>
<p> </p>
<p>「殺人を起こす時は、動機も必要ですが、環境、タイミング、その場の気分、<br />
それらが複雑に絡み合って人は人を殺すんです。」と言いました。</p>
<p>私が思うに和幸が殺人を起こそうとして起こせなかった理由は次の２点だとも思います。</p>
<p> </p>
<p>まずどんなに憎くて、どんなに裏切られても私は一度生まれた「情」は消えないと思います。<br />
和幸も、何回もひどい仕打ちにあっているのに、それでも倉持のことをまた信じようとして<br />
元の友人の間係に戻ったのは、倉持に対して既に「情」が入っていたからだと思います。</p>
<p>でも和幸は騙されすぎなんですけどねぇ・……。</p>
<p>読み進めていくうちに、「あーそこで騙されてるよ！！ダメダメ！！」とこっちが止めたくなります（笑）</p>
<p>２つめは、もし私が和幸の立場なら、倉持は最悪な奴で憎くて恨みたくてしかたありませんが、<br />
そんな最低な人間に騙されて朽ちてしまった自分をもっと責めてしまうと思います。<br />
もちろん相手も憎いんですが、そんな人にまんまと騙されてしまった自分が嫌になると思います。</p>
<p>和幸は倉持を殺すということは自分が間違っていたと認めることになるから最後まで殺せなかったのでは？</p>
<p>また途中、和幸が<br />
「人は本当にいかなる時でも人を殺してはならないのか。<br />
人は人を殺してはいけない－それは原則にすぎなのではないか。<br />
時にはそれをなさねばならない時もあるのではないか。たとえば戦争だ。<br />
人を殺すことを国家が命じるのだ。あるいは正当防衛という法律。<br />
どこからどこまでを正当とするかは誰にも決められない。<br />
未来の危険を予想して殺した場合はどうなるのか」</p>
<p>と自問自答するセリフがありますが<br />
これは他の「手紙」や「さまよう刃」でも重要なキーワードとなっており、<br />
東野圭吾自身も考え続けている問題なのではないかと思います。</p>
<p>確かに原則からいくと、当たり前のように絶対にいかなるときでも人を殺してはならないと思います。<br />
でも、殺人に至るまでの背景を考えると簡単にそう言い切ることはできないんじゃないかという気もしてきます。</p>
<p>う・・・・ん。永遠に答えの出ない難しいテーマだと思います。</p>
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		<title>東野圭吾「私が彼を殺した」</title>
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		<pubDate>Sun, 03 Jan 2010 14:24:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[東野圭吾]]></category>

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		<description><![CDATA[東野圭吾「私が彼を殺した」   【あらすじ】 &#60;span style=&#8221;color:#ff3333&#8243;&#62;婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。 男に裏切られたことを知った彼女は、服毒 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><strong><span style="color: #ff00ff;">東野圭吾「私が彼を殺した」</span></strong></p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;"> </span></strong></p>
<p>【あらすじ】</p>
<p>&lt;span style=&#8221;color:#ff3333&#8243;&gt;婚約中の男性の自宅に突然現れた一人の女性。<br />
男に裏切られたことを知った彼女は、服毒自殺をはかった。<br />
男は自分との関わりを隠そうとする。<br />
醜い愛憎の果て、殺人は起こった。<br />
容疑者は３人。<br />
事件の鍵は女が殺した毒入りカプセルの数とその行方。<br />
加賀刑事が探り当てた真相に、読者のあなたはどこまで迫れるか。&lt;/span&gt;</p>
<p>東野圭吾の小説は色々読んでいますが、実は個人的に私はこの「私が彼を殺した」が一番好きかも。<br />
刑事<strong><span style="color: #ff00ff;">「加賀恭一郎」</span></strong>シリーズの第５段作品。</p>
<p>ただ、これを読んでも最後まで犯人が誰か分かりません。！！</p>
<p>最近の作品は、最初から犯人が分かっているケースが多いのですが、<br />
こういう本格ミステリー小説のほうが私は好きです。<br />
父もこの本を読みましたが、誰が犯人か分からず、気持ち悪かったそうです。</p>
<p>巻末に袋綴じ解説で「推理の手引き」があり、それを読んで私は犯人が誰か分かりましたが、<br />
父はこれを読んでも分からなかったそうです。<br />
実は私も、犯人の目星をつけたあと、ネットで検索して、この本の解説をしているブログを読みました。</p>
<p>私の予想と同じ解説をしている人がほとんどでしたが、作者自身のコメントはないので、もしかしたら違うかもしれません。<br />
東野圭吾小説は、最後の最後でどんでん返しがあるから・・・。</p>
<p>ここからはネタばれです。</p>
<p>読んでいない人は読んだ後にどうぞ!!</p>
<p><span id="more-806"></span></p>
<p>この小説は、「神林貴弘」「雪笹香織」「駿河直之」</p>
<p>この３人の視点で交互に物語が進められていきます。</p>
<p>容疑者になる3人の視点で描かれており、すべて3人の｢一人称一視点｣です。</p>
<p>後の解説で、謎解き小説の約束上、地の文で虚偽の記述が書かれることはありませんが、<br />
会話文ではその限りではないので嘘の供述もあります。<br />
都合の悪い心理描写や、行動などが｢省略｣されているので、ますますややこしくなっています。<br />
殺したのは、この３人のうち誰なのか。<br />
それで、小説のタイトルが「私が彼を殺した」となっています。</p>
<p>まず、この小説の中の登場人物について整理します。</p>
<p>①神林貴弘<br />
小説の一番最初の章に出てくる人物。<br />
大学の量子力学研究室で助手をしてる。<br />
幼い頃、不慮の事故で両親を亡くし、妹の美和子と二人で生きていくが、<br />
美和子とは違う親戚の家に預けられて育ったため、１５年間二人は離れて暮らしてきた。<br />
１５年ぶりに美和子と２人で同居し始めるが、そこで間違いが起こる。<br />
孤独と寂しさ、そして信じられる人は美和子しかいない。<br />
そんな特別な想いから、実の妹、美和子のことを深く愛すようになった。<br />
美和子もそのような貴弘の気持ちを知り、一度だけ肉体関係を持つ。</p>
<p>②神林美和子<br />
貴弘の妹。<br />
会社員でありながら、人気詩人作家の顔を持つ。<br />
貴弘の気持ちを知り、肉体関係を持つが、実際貴弘をどう思っているのかははっきりと描かれていない。<br />
兄の気持ちをしりつつ、穂高誠と婚約し、結婚式を挙げるが、結婚式当日、新郎入場の時に穂高が死んでしまう。<br />
兄には、結婚式前日に「私もう吹っ切ることにしたから」と言い、自分の気持ちにけじめをつける。</p>
<p>③穂高誠<br />
美和子のフィアンセ。<br />
脚本家でもあり、小説家でもある。穂高企画の社長。映画製作も手掛けるが、<br />
その仕事が失敗し、経営がかたむきはじめ、借金を負っている。<br />
この小説では、人間的に最悪最低な男として描かれている。<br />
離婚経験があるが、再婚相手として神林美和子を選ぶ。<br />
美和子の才能に惚れ、その才能を自分のビジネスに利用するために、結婚をする。<br />
美和子と交際しながらも、「雪笹香織」や「浪岡準子」とも関係を持つ。<br />
結婚式当日に、何者かに殺されてしまう。</p>
<p>④駿河直之<br />
穂高誠のマネージャー。<br />
前の会社で横領したことがばれ、失業寸前で困っていたところに、<br />
大学時代のサークル仲間であった穂高に誘われ、穂高企画のマネージャーとして雇ってもらう。<br />
浪岡準子のことが好きだったが、穂高のことが好きだった準子には本心を言えず、<br />
自分の気持ちを隠したままでいる。<br />
穂高がいかに汚いかをよく知り、穂高の周りで何か問題が起こるといつも尻拭いをさせられるので、<br />
穂高に対して憎悪を募らせている。</p>
<p>⑤雪笹香織<br />
出版社勤務。<br />
雪笹の妹が、美和子と同級生で、その妹が美和子が書いた詩集をこっそり持って帰ったのを見たことで、<br />
美和子の才能に注目し、乗り気でなかった美和子を詩人としてデビューさせる。<br />
穂高の担当でもあり、穂高と関係を持っていたが、穂高が雪笹を通して美和子を紹介させたことで、<br />
穂高が結婚まで踏み切り、裏切られたことで穂高への憎悪心が高まる。<br />
美和子のことは心から可愛がっている様子。</p>
<p>⑥浪岡準子<br />
動物病院勤務。<br />
駿河と同じマンションに住んでいたことから駿河と親しくなり、<br />
以前からファンだった穂高を<br />
駿河に紹介してもらう。<br />
穂高と恋人関係にあり、妊娠したこともあったが、結婚の約束をする代わりに堕胎させられる。<br />
穂高と結婚できることを信じていたが、穂高が美和子と結婚することを知り、<br />
結婚式前日、穂高の家で心中自殺をはかる。</p>
<p>物語の主要登場人物は6人。<br />
このうち穂高を殺したのは誰かということです。<br />
怪しいのは3人。<br />
穂高を殺す動機があった｢神林貴弘｣｢駿河直之｣｢雪笹香織｣。<br />
この物語で面白いのは、3人とも自分が犯人だということを匂わせる語り方をしていることです。<br />
3人とも穂高を殺す一歩手前まで来て手を加えていながら、実際に殺した人物は一人です。</p>
<p>そしてその実行犯は。。。</p>
<p><strong><span style="color: #ff00ff;">｢駿河直之｣</span></strong>です。</p>
<p>最後<strong>Ｐ431</strong>の加賀刑事が見せた写真。</p>
<p>これに写っていたのは事件の最重要証拠品</p>
<p>｢美和子のバッグ、薬瓶、ピルケース｣</p>
<p>です。</p>
<p>加賀刑事はこの3つの品物の中に一点だけ身元不明の指紋がついているといいました。<br />
この指紋はピルケースについていた｢穂高の前妻の指紋｣です。</p>
<p>ここで<strong>Ｐ57</strong>駿河直之の章を見てみましょう。<br />
ピルケースが実は2つあったという記述があります。</p>
<p>5行目から。</p>
<p>｢前に結婚していた頃、当時の奥さんとペアで買ったものだということを穂高から聞いていた｣</p>
<p>そして穂高の妻のピルケースはどこにあったか。</p>
<p>それは<strong>Ｐ181</strong>駿河直之の章から。</p>
<p>11行目</p>
<p>｢俺の部屋は一応2LDKということになっているが、穂高企画の事務所も兼ねている。<br />
おまけに、最近になって穂高が妙な段ボール箱を持ち込むものだから、部屋は電器店の倉庫のようになっていた。<br />
もっとも、段ボールの中身については大体見当がついている。<br />
穂高の前の結婚生活を暗示させる品々だ。<br />
無神経な穂高でも、前妻とペアで着ていたＴシャツや、前回の結婚写真などを新妻に見せるわけにはいかないと思ったようだ。<br />
段ボールの中には、その前妻から彼宛てに宅配便として送られてきたものもあった。<br />
穂高によると、彼女のほうも再婚の際、前に結婚していた頃の思い出の品は邪魔になったので、<br />
彼のところへ直接送りつけてきたということだった。｣</p>
<p>この中には具体的にピルケースが入っていたという記述はありませんが、<br />
ペアで買ったという思い出の品は妻にとっても邪魔なものになったことでしょう。<br />
そして、最後にカプセルではなく、ピルケースごとすりかえられるチャンスがあった人物は。</p>
<p><strong>Ｐ147。</strong>後ろから1行目。<br />
駿河直之の章。</p>
<p>『「例の鼻炎薬か」<br />
おれは懐中時計に似たピルケースの蓋を開けた。<br />
白いカプセルが一つはいっている。<br />
「だけど、俺もすぐに教会に行かなきゃいけないしな」<br />
蓋を閉め、ポケットに入れてから周囲を見回した。すぐそばをボーイが通りかかる。<br />
俺はボーイを呼び止めると、「これを新郎のところに届けてくれ」といって、ピルケースを渡した。』</p>
<p>ここで駿河がポケットの中に忍び込ませていたピルケースを交換して渡したということが推測できます。</p>
<p> </p>
<p>以上で謎解きは終わりですが、私はいつものような大どんでん返しからいくと、<br />
美和子が犯人だったらもっとややこしくなって面白いなあと思ったんですが（笑）</p>
<p>美和子が結婚前に穂高の悪事に気づいて、殺人計画をたててたとかね。</p>
<p>でもそうなると意味わからなくなるくらい、ややこしくなるかな。<br />
でも、美和子の気持ちも兄にあるのか穂高にあるのかよく分かりませんでしたね。<br />
どちらもダメだと思いますが、穂高は本当にどうしようもない野郎という設定で描かれていたので<br />
読んでて穂高の行動にムカムカムカムカしてました！</p>
<p>東野圭吾の作品には、読んでて本当にこっちが腹立ってしょうがないくらい<br />
どうしようもない奴がなんか一人は出てくるような気がします。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>村上春樹『1Q84』</title>
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		<pubDate>Mon, 21 Dec 2009 16:04:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[村上春樹]]></category>

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		<description><![CDATA[これは、韓国にいる時から、日本に帰ったら絶対読もうと思っていました。 かといって、私は村上春樹のファンではありません。 むしろ、若い時は苦手意識がありました。村上ワールドがよく理解できなくて・・・。 でも、今なら分かるか [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>これは、韓国にいる時から、日本に帰ったら絶対読もうと思っていました。<br />
かといって、私は村上春樹のファンではありません。<br />
むしろ、若い時は苦手意識がありました。村上ワールドがよく理解できなくて・・・。<br />
でも、今なら分かるかもしれない、今読んだらきっと違うんじゃないかなって気がすごくして、<br />
帰国後すぐ、本屋さんに行って、まず「Book1」から購入。</p>
<p>単行本ではないので、1800円とニートの私にしては痛い金額ですが、<br />
本から学ぶことは多いので、お金は惜しみません。<br />
図書館で借りようと思ったら、10000人くらい予約待ちがいました。<br />
もう、発売してだいぶ経つというのに・・・。</p>
<p>韓国でもすでに翻訳されて、発売されているので、韓国人の人もかなり読んでいると思います。</p>
<p>今、村上春樹さんは来年2010年初夏頃の発売に向けて、「1Q84」のBOOK3を執筆中です。</p>
<p>【感想はこちら（Read More）・・・ネタバレですので、読んでない人は注意！！】<br />
ここからは、あらすじと感想になりますが、<br />
私の勝手な感想と、感想を書く上ではストーリーも一緒に書いていかなければいけませんので、<br />
ネタばれしてます。読みたくない人はここまでにしてくださいね～。<br />
<span id="more-301"></span></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>まず全体的な感想ですが、村上春樹の小説の割にほんとに「読みやすかった」です。</p>
<p>もちろん、村上春樹さんが好きで、作品を何冊も読んでいる人にとっては、<br />
「他の作品も読みやすいよ」という人も多いかもしれませんが、<br />
私は今までの作品は最初の10ページくらいで、ギブアップしてしまうほうでした。</p>
<p>今回の作品は、文章が初めて3人称で描かれているということですから、<br />
そこが読みやすさのひとつに繋がっているのかもしれません。</p>
<p>ただ、独特な世界観が漂っているのは変わりませんので、いくら想像力を膨らませても、<br />
理解できない、意味が分からない登場人物や背景もありました。</p>
<p>次に私が1Ｑ84を読んでまず思い浮かんだキーワードは、「２」でした。<br />
単純ですみません<br />
では、どういうところで、このキーワードを感じたかというところを、分けて書いていきたいと思います。</p>
<p><strong>①まず「青豆」と「天吾」という２人の登場人物の物語が交互に進んでいく。</strong></p>
<p>この手法は、｢海辺のカフカ｣などと同じ手法だそうですが、<br />
最初は全然関連のないような二人の物語が、交互に語られていきます。<br />
マーシャルアーツを教えているスポーツインストラクターであり、プロの殺し屋である「青豆」と、人気数学教師であるかたわら小説を描いている「天吾」の２人の物語。<br />
２人は一見全然接点がないように思えますが、読み進めているうちに、だんだん二人が昔小学校時代は同じクラスにいたということが分かります。<br />
お互い、両親に避けられない運命に苦しみながらもさからうことができず、他人とは違った孤独な<br />
人生の境遇を歩んできたことが分かります。<br />
二人はお互い淡い想いを寄せていましたが、結局想いを打ち明けないまま別れてしまいます。<br />
そして、大人になり、２人は違った方向から、あるひとつの重大な事件に絡んでいきます。<br />
全然関連性がない２人の生活が読み進めていくうちに、共通性があることが明らかになり、<br />
事件に絡んでいくうちに２人の距離も近づいていくように描かれている設定は読み手をぐいぐい引きつけてくれます。<br />
ここらへんはさすが村上春樹だなという感じです。</p>
<p><strong>②この物語の中では、「１９８４年」という世界と「１Ｑ８４年」という２つの世界が存在している。</strong></p>
<p>この「１９８４年」というのは、私達が生きている現実世界をあらわしています。<br />
では「１Ｑ８４年」は何を意味しているのか。<br />
結局は、この世界も私達人間が作り出したもう一つの世界なのだと思います。<br />
ただし、その世界は歪んだ汚い世界。利益や欲に目がくらんだ人間が、間違いを間違いだと気づかずに築いてきた社会。その社会は、今間違いだと気づいても、もう変えること・戻ることはできないことを示唆しているのかな。</p>
<p>そして、一人一人の運命も自分で決めた運命の道は引き返すことができない、<br />
後で失敗だったよ、後悔したよと思っても戻すことはできないんだと言いたいんじゃないかと思います。<br />
だから、最後、青豆が「１Ｑ８４」の時代に入ってしまった高速道路のドアまで行って戻ろうとしたけど、扉はもうふさがっていた。最初にタクシーの運転手が言った「現実というのは常にひとりきりだ」という言葉も一度入ってしまったら、もう後には引き返せないという意味だと思います。</p>
<p>この「宿命」とか「変えられない運命」というものを感じさせる登場人物の言葉がいくつかあります。たとえば、青豆がマーシャルアーツを教えていたケアハウスの老婦人の言葉。</p>
<p>「歴史の本が教えてくれるのは、私達は今も昔も基本的に同じだという事実です。<br />
服装や生活様式にいくらかの違いはあっても、私達が考えることややっていることに、それほど変わりはありません。人間というものは結局のところ、遺伝子にとってただの乗り物（キャリア）であり、通り道にすぎないのです。」これを読むと、人間というのは個人差はあるものの、生まれたときから大きな差はなく、基本的に敷かれたレールの上を歩いていってる、前向きじゃないというか自分ではどうしようもない、変えられない運命があるんじゃないかという気がします。</p>
<p>また、青豆の言葉。<br />
「彼女に分かっているのは、今となってはもう他に人生の選びようがないということくらいだ。何はともあれ、私はこの人生を生きていくしかない。返品して新しいものに取りかえるわけにもいかない。それがどんなに奇妙なことであれ、いびつなものであれ、それが私の乗り物（キャリア）のあり方なのだ。」これは、もし間違った道に進んでいたとしても、変えることはもうできないんだよ、<br />
だから後悔しないように生きなきゃいけない、間違っても後悔してはいけないというメッセージなのかとおもいました。</p>
<p><strong>③パシヴァ（知覚するもの）」と「レシヴァ（受け入れるもの）」の２つの存在。</strong></p>
<p>この小説で「オウム心理教」を彷彿させるストーリーが描かれていることは、<br />
読む前から聞いていたんですが、宗教法人「さきがけ」がまさに「オウム真理教」を象徴しています。<br />
また、青豆の両親が入っていた「証人会」は「エホバの証人」を象徴していることはすぐ分かりました。</p>
<p>Book2では、この「さきがけ」の教祖の描写がかなり細かく丁寧に描かれています。<br />
オウム真理教　麻原とは少し違いますが、かなり似ていると思います。<br />
ただ、村上春樹さんは、教祖というものは悪でもあるが、その一方では被害者でもあるということも描いています。<br />
「リトルピープル」によって支配され、蝕まれてしまったと体はもう元に戻ることはありません。<br />
ここでも、教祖事態、自分が作った宗教団体が思ってもいない方向に進んでしまい、間違いに気付きますが、もとに戻すことはできないところまで来ていました。<br />
この物語は、変えたくても変えられない運命、間違った世界のなかで歯痒さを感じながら行動に移せない人々の葛藤などが描かれているとおもいます。<br />
ただ「リトルピープル」が何か、「空気さなぎ」が何を意味するのかはまだ私にはわかりません。</p>
<p>ただ、一見犯罪者と思える人でも、犯罪者を生み出してしまった社会のシステムの在り方や世界の歪みなどを<br />
考えていかなけばならないんじゃないかとおもいます。</p>
<p><strong>④青豆と天吾がいる世界「１Ｑ８４」の月は２つに分かれている。</strong></p>
<p>これは、結局②と同じように、世界が２つに分かれているということを象徴するためのものですが、<br />
この月が出てくるあたりは、想像力を喚起させてくれるロマンティックな情景ですね。<br />
そして、「純愛」を感じさせてくれます。<br />
最後、お互いを探している「青豆」と「天吾」は、近い場所にいながらも会うことができない。<br />
天吾が公園のすべり台の上で月が２つになっているのを見ているところを、青豆が部屋から発見して<br />
なりふりかまわず外に出るが、もうその時には「天吾」は消えていた。その余韻にひたり、青豆もすべり台から<br />
月を見る。情景設定がすごく細かいので、文章だけでもかなり想像力を膨らませることができます。<br />
それまで、「青豆」と「天吾」はお互いのことを想っていながらも、お互いを探そうとはしません。<br />
ただ一人では寂しくて生きられないので、時々は適当な相手を見つけては寂しさを紛らわせようとする・・・</p>
<p>最後は、これまでみんなが諦めてきた変えられない運命を「天吾」が変えようとします。<br />
この「天吾」にスポットが当たっているというか、何かを変えていける力を持つ陽の存在になるのかと思いましたが、<br />
Book3では果してどうなるでしょうか・・・</p>
<p>文章構成が恐ろしく上手いのもありますが、個人的には「ふかえり」の存在と、<br />
ふかえりの話し方にハマってしまいました。<br />
このふかえりの会話は、絶対日本語で読んだほうがいいと思います。<br />
「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の役割を上手く使い分けている。<br />
「ふかえり」は読字障害なので、難しいことをいったり、文をまとめて話すことができない。<br />
話すときは、いつも短文で疑問符なしで話す。抑揚もない。<br />
ふかえりが話す文には、丁寧体でなく、普通体で描かれているにも関わらず、<br />
「？」マークがいっさいつけられていません。<br />
また、ふかえりが聞いて難しいことや、分かりにくいことはカタカナで表示されています。<br />
だから、文字で読んでいるだけなのに、ふかえりの個性やキャラクターがそのまま伝わってくるのです。<br />
このあたりは、ちょっと日本語教師の視点から読んでみましたが、「カタカナ」「漢字」というのは外国人に教える時には非常にわずらわしいもんです。ただ、やっぱりこういう文章を読んでみると「漢字」や「カタカナ」というのは、<br />
生き生きとした文章表現にもかなりいい効果を生み出すんですね。<br />
ハングルだったら、ふかえりのキャラクターは絶対１００％表現できないだろうなぁ。</p>
<p>来年夏のBook3がどういう展開になっていくか楽しみです。<br />
私は普通、本は読み始めたら１週間もかからずに読みますが、この小説は２冊で１ヶ月かけて読みました。<br />
日本語教師になってから、今までよりかなり時間をかけて細かく見るようになりましたが、<br />
これは時間かかりましたね。<br />
また今時間がある時に他の村上春樹小説にもチャレンジしてみたいと思います。</p>
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		<item>
		<title>東野圭吾｢赤い指」</title>
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		<pubDate>Thu, 19 Nov 2009 16:06:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[東野圭吾]]></category>

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		<description><![CDATA[【あらすじ】 一人の小学生の遺体が住宅街の公園のトイレで発見された。 捜査をしていく上で浮かんできた一見平凡な家族。 「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かさなければいけない。 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>【あらすじ】<br />
一人の小学生の遺体が住宅街の公園のトイレで発見された。<br />
捜査をしていく上で浮かんできた一見平凡な家族。<br />
「この家には、隠されている真実がある。それはこの家の中で、彼等自身の手によって明かさなければいけない。」<br />
刑事、加賀恭一郎の謎めいた言葉の意味は？家族のあり方を問う直木賞受賞後第一作。</p>
<p>また1日で一気に読んでしまいました。</p>
<p>今回の作品は｢加賀恭一郎｣シリーズの一冊。<br />
長編ではないので、すぐ読めてしまうし、読み進めていくうちに、展開が気になってしまいました。<br />
展開というか、登場人物の心理状態の変化が細かく描写されていて、これから各登場人物がどんな動きをするのか<br />
推測していくうちに気付いたら、最後まで読んでたって感じかな。</p>
<p>所轄の敏腕刑事加賀恭一郎が、鋭い視点で事件の真相解明と謎に犯人と真っ向から向き合っていくというものだが、<br />
この加賀シリーズはなぜか一気に読みたくなります。</p>
<p>事件の巧妙なトリックを一つとして見落とさず、常識やモラルにとらわれず、<br />
あらゆる視点で冷静に犯人にせまっていくという点も読み手をひきつけるが、<br />
一番好感をもてるのはこの加賀のキャラクターの描かれ方でしょう。<br />
敏腕刑事でありながら、その事件の裏に隠されている背景についても細かく触れています。</p>
<p>最近の東野圭吾作品は、特に現代の深刻な社会問題を全面に出して、<br />
それと事件を絡ませる作品が多くなってきましたが、<br />
今回の作品も｢高齢化社会と介護の実態｣｢イジメ｣｢少年犯罪｣｢家庭崩壊｣「幼女殺害」「引きこもり」など、<br />
重いテーマが組み込まれているストーリーです。<br />
そして、最近の東野作品と同じく、今回も先に犯人は誰かが明らかになっていて、<br />
読者には犯人もトリックもわかっていますが、<br />
その犯人とトリックを加賀刑事が暴いていくというものです。</p>
<p>ここからはネタバレになります。<br />
読んでいない人は本を読んでからどうぞ！！<br />
本の感想はこちら↓</p>
<p> <span id="more-303"></span></p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>読み終わった感想ですが、まず東野圭吾らしく、最後にどんでん返しがありました。<br />
先程も言ったように今回の作品で扱われている一番の大きな問題は｢介護｣問題です。</p>
<p>このお話は、前原家というある平凡な家族が中心になっていますが、家族といってもそれは形だけ。<br />
家族間の気持ちが何も通じてない崩壊寸前の家庭です。<br />
照明器具メーカー勤務の夫・昭夫とその妻・八重子。<br />
そして中学生の息子直巳。<br />
そして、昭夫の実母・政恵の4人暮らしですが、実母政恵は他界した認知症であった章一郎の夫に続き、<br />
自分もだんだんボケていき、同居していながらも、昭夫家族とは距離を置き、自分の世界にこもるようになります。<br />
妻の八重子は政恵とは昔から全く気が合わず、直巳が生まれてから特に政恵を嫌がり避けるようになります。<br />
そんな政恵の面倒を見てくれるのは、昭夫の妹の春美。</p>
<p>反面八重子は一人息子の直巳を異常にかわいがっている。息子の言うことは何でも聞いてやり、<br />
どんな生意気な態度をとっても息子の顔色を伺い、腫れ物に触るようにご機嫌をとろうとします。<br />
直巳は小学校の頃から学校でいじめられ、学校に行くのが嫌になりますが、<br />
昭夫に頭ごなしに学校に行くよう言われ、いじめられながらも学校に通うようになり、<br />
その頃から父とはほとんど口を聞かないようになり、家の中では引きこもり状態。<br />
また、少女趣味の傾向があるのか、自分より下のまだ幼い女の子に興味を持っています。<br />
昭夫も息子には干渉しないようになり、家庭の問題には見て見ぬふりをして家族と距離をおきます。</p>
<p>そんな前原家に事件が。<br />
直巳が自宅で殺人事件を起こした。<br />
ある日、いたずらをしようとして連れてきた小学生の少女が暴れたので、口を防ぐために<br />
首を絞めて殺したのです。<br />
直巳は全責任を放棄し、自分は悪くないといって部屋にこもりきりになります。<br />
警察に素直に通報する昭夫をなんとしてでもとめようとする八重子。<br />
直巳の一生に傷がつく。刑務所なんかに入っては直巳の人生は終わりだ。<br />
なんとかあの死体を処理してください・・・<br />
絶対にやってはいけないことに手を染めていく昭夫。<br />
そして、警察の捜査が前原家にせまってもうごまかしきれないという時になったときに、<br />
昭夫は実母を殺人犯に仕立て上げ、無実の罪を着せようとする・・・</p>
<p>最後の大逆転は、実は実母政恵がボケている振りをしていて、すべてのことを把握していた・・・<br />
ということでした。<br />
それに気付いた加賀刑事が、最後まで家族の問題で起きた悲劇をなんとか家族同士で救い出そうとします。<br />
最後、政恵が連行されるところで、昭夫が学生時代に作った彫刻刀の手作りのストラップを<br />
まだ杖につけている姿を後ろから見たところで、昭夫がついに自白をします。<br />
ここで、あまりに悲しすぎて泣いてしまいました。</p>
<p>これは、他人の心と争いから目を向け、自分に被害が起こらないようにした結果が招いた悲劇の事件です。<br />
「無責任さ」が招いた犯罪。<br />
自分がやったことに責任をもてないのです。<br />
これは、決して許されないことですが、この現象は今の日本社会で深刻化している問題なのです。<br />
犯罪を犯しても、自分はやってないと言い張る。<br />
子供を産んでも、子供を育てられないからといって子供を捨てる。殺す。暴力を犯す。<br />
そして、罪に罪を重ねる犯罪者。</p>
<p>東野圭吾は、エンジニア出身なのにも関わらず、現代社会が抱えている問題についてかなり重く取り扱って<br />
いますねぇ。やはり、この理不尽な社会を何とか変えたいという想いで作品を描いているのでしょうか。<br />
それとも、変えたくても変えられないほど歪んでしまった社会の実態を描きたいのでしょうか。<br />
私は、東野作品を読んでいると、どうも後者のような気がします。</p>
<p>そして「高齢化社会と介護の実態」<br />
これは、私の祖父も今遠くに住んでいますが、もうここ何年か認知症の寝たきり状態が続き、<br />
特別養護老人ホームに入居しているので、他人事とは思えませんでした。<br />
今は叔母・伯父が近くに住んで、祖母と３人で祖父の面倒をみますが、<br />
祖父がまだ施設に入る前は、祖母が介護をしていました。<br />
深刻なのは、介護をする人の労力がもっとかかり、逆に介護者が弱ってしまうこと。<br />
でも、施設というのは入居する本人も嫌なのです。やはり身近な肉親に介護をしてもらいたい。<br />
韓国に比べたら、高齢者に対しての社会支援には恵まれていますが、ただ社会が支えていけばいいというだけの<br />
問題ではないメンタル的なものも大きいのが、介護のおおきな課題だと思います。</p>
<p>この作品で、「家族の絆」について改めて考えさせられました。<br />
この作品、あまり評判がよくないそうですが、私にとっては色々なことを考えさせてくれたいい小説でした。</p>
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	</item>
		<item>
		<title>東野圭吾「秘密」</title>
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		<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 16:09:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>

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		<description><![CDATA[【あらすじ】 「予感めいたものなど何もなかった」 自動車部品メーカーで働く４０歳の杉田平介は、妻　直子と小学５年生の娘　藻奈美と３人で幸せな生活を送っていた。そんなある日、従兄の告別式に長野県へ向かっていた直子と藻奈美の [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>【あらすじ】<br />
「予感めいたものなど何もなかった」<br />
自動車部品メーカーで働く４０歳の杉田平介は、妻　直子と小学５年生の娘　藻奈美と３人で幸せな生活を送っていた。そんなある日、従兄の告別式に長野県へ向かっていた直子と藻奈美の乗っていたスキーバスが運転手のミスで事故に遭ってしまう。娘を庇うために下敷きになった直子は死んでしまい、奇跡的に娘の藻奈美だけが瀕死の状態からよみがえる。しかし、よみがえったのは、藻奈美ではなく、藻奈美の体の中に憑依した直子だったのだ・・・・。外見は、小学５年生だが、魂は主婦そのもの。この現実にどう立ち向かっていくのか。その日から、平介と直子の「秘密」の生活が始まっていく・・・。</p>
<p>【感想】</p>
<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8211;</p>
<p>本当に本の中に引き込まれていくような感じであっという間に読んでしまった一冊でした。<br />
この作品は本格的な推理小説ではないんですが、主人公の平介と直子の心理描写がすごく細かく描かれていて、ページをめくる度に次はどうなるか、どうなるか・・・と展開を推測しながら読める作品でした。ラストは、辛すぎる結末ですが、そこに読み終わった後の虚無感や喪失感などはありませんでした。</p>
<p>死んだ人が実は死んでいなくて、別の身体の魂に乗り移ったという話はよくある話で、<br />
この作品も、死んだ直子が藻奈美の体に乗り移るという日常茶飯事ではあり得ないSFの世界なのですが、この状況に苦しみながらも、前向きに一生懸命生きようとする夫婦の姿に引き込まれていきます。</p>
<p>この本は、平介の視点から描かれた作品ですが、私はどっちかというと直子の、女性の視点からこの本を読んでいました。直子の強さ、そして弱さ、苦痛、究極の選択・・・</p>
<p>直子は、戻ってこない死んでしまった人生のことは考えずに、娘の藻奈美としての人生を全うしようとします。<br />
自分の娘には、後で後悔する人生を送ってほしくない・・・と思って、今やれることを全力でやろうと<br />
する。私立中学に入るためにそれまで使ったことのなかった頭をフル回転させ受験勉強に挑み、見事合格し、その後は医大に入りたいからという夢を立て、また受験をして進学高校へ進む。高校へ進んだ後は、テニス部に入りクラブ活動に精を出しながらも熱心に勉強を続ける。</p>
<p>それは、自分の生前の生き方がなんとなく生きてきた人生だったから。学校は短大まで卒業したけど、自分の身についていることは何もなかった。自分の力でお金を稼がなくても夫がいるから安定した生活を送っていける・・・けど、実は心の中ではそんな自分の人生に後悔をしていたのです。</p>
<p>この直子の考えよく分かります。私は、今までの自分の人生を後悔したことはないけど、もしもう一度やり直せるなら、学生時代もうちょっと一生懸命勉強しておけば良かったかなって思います。<br />
特に、大学の時は海外旅行にいくためにアルバイトばっかりして勉強はほんとにやらなきゃいけない時だけしかやらなかったし・・・。まぁ、その時はその時で将来のことも真剣に考えていたんだけどね。<br />
あの時真面目に勉強していたら、もうちょっと色んな選択肢があったんじゃないかなとも思います。</p>
<p>藻奈美として生きていくことを決心した直子ですが、魂は３６歳の主婦そのもの。<br />
最初は行動や口調を小学生として振舞うことも一苦労。<br />
けど、だんだん幼い女の子から少女に、そして一人の娘に成熟していく肉体を持たされた直子の心の揺れ。夫をとても愛し、常に平介のことを考えているけど、それを世間に出すことは決してできない。高校生として恋愛をすることも許されない。常に迷いながら生きていきます。</p>
<p>そして、それを傍で見ている平介。藻奈美として生きていくと決めた直子をやはりどうしても娘だと思えない平介の心の葛藤。再婚することも、女性を抱くこともできず、娘の肉体を持った妻を抱くこともできない。直子だけが、自分の人生を新しく生きていくことに焦りと嫉妬を抱く平介。</p>
<p>２人の夫婦の心理的な変化や心の葛藤、揺れが読者を惹きつけていきます。</p>
<p>また、本のタイトルである「秘密」は、このストーリーのあらゆるところに隠されています。<br />
もちろん、一番大きな「秘密」は最後に分かるのですが、直子がある大きな決断をしたことによって一生の秘密が出来るのです。とても切なくやるせない決断ですが、この決断はお互いがお互いの幸せを思って出した決断なのだと思います。<br />
他にも、あらゆるところに伏線が張られているので、何度か読みなおしたくなる作品ですが、事故を起こした梶原幸弘の過去に関する事実が少しずつ明らかになっていき、平介の生活と絡んでいくのも面白かったです。</p>
<p>そして、東野圭吾の小説には、社会に投げかけるメッセージが含まれていることが多いのですが、<br />
今回は事故を起こした加害者の親族と被害者のそれぞれの立場が描かれています。<br />
被害者の立場になってみると、当然事故の加害者もその親族も悪者になっちゃうんだけど、残された加害者の親族も世間に非難されながら罪を背負って生きていかなきゃいけないんだから、やるせないよね・・・。人はどうしても一方的なものの見方しかできないんだけど、見方を変えてみると一概に誰が悪いかなんていうことはできない。</p>
<p>東野圭吾の作品は、クライマックスがもう一つの物語の始まりという感じを与えてくれます。最後は読者にその後の未来を推測させるような終わり方だから、読み終わった後にも余韻が抜けないんじゃないでしょうか。この「秘密」も平介が秘密に気づいたところで終わっていますが、その後２人は生涯どう過ごしていくんでしょうか。結婚した藻奈美（直子）は、一生秘密をつき通すのでしょうか。<br />
こうやって想像を膨らませることができるところに、東野圭吾の作品の素晴らしさを感じます。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>東野圭吾「さまよう刃」</title>
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		<pubDate>Wed, 27 May 2009 09:49:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>

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		<description><![CDATA[さまよう刃 (角川文庫)(2008/05/24)東野 圭吾 商品詳細を見る 【あらすじ】 長峰重樹の愛娘が絵摩の死体が荒川の下流で発見される。 花火大会の帰りに少年達によって連れ去られ、蹂躙されたあげく殺された。 娘を失 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<table style="width:75%;border:0;" border="0">
<tr>
<td style="border:none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043718063/fc2blog-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41gxlO2MgVL._SL160_.jpg" alt="さまよう刃 (角川文庫)" border="0"></a></td>
<td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4043718063/fc2blog-22" target="_blank">さまよう刃 (角川文庫)</a><br />(2008/05/24)<br />東野 圭吾</p>
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</tr>
</table>
<p>【あらすじ】</p>
<p>長峰重樹の愛娘が絵摩の死体が荒川の下流で発見される。<br />
花火大会の帰りに少年達によって連れ去られ、蹂躙されたあげく殺された。<br />
娘を失った怒りと少年法という壁への憤りから、長峰は自ら加害者を裁くことを決意し、その犯人達を追う長峰。犯人にたどり着いた長峰は少年のうちの１人を残忍な手段で殺害してしまう。逃走するもう一人の少年を追う長峰。遺族の復讐と少年犯罪をテーマにした問題作。</p>
<p>【感想】<br />
<span id="more-390"></span><br />
この作品の中には、現代の日本社会に向けて様々なメッセージがあります。</p>
<p>まず、現代の少年法の問題点。人間として許されない行為をしても、法律が少年を守っている。裁かなければいけないものが少年法によって保護されている。<br />
犯人が未成年だという理由だけで、まともに罰することもできない。</p>
<p>少年が殺人を犯している事件は数多くありますが、私が一番忘れられないのは1997年、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%80%A3%E7%B6%9A%E5%85%90%E7%AB%A5%E6%AE%BA%E5%82%B7%E4%BA%8B%E4%BB%B6" target="_blank" title="神戸児童連続殺人事件">神戸児童連続殺人事件</a>です。私が高校２年の時の事件だったと思います。<br />
少年A・酒鬼薔薇聖斗（さかきばらせいと）は当時14歳の中学生でした。少年法で守られて、本名もでなかった。この事件で、小学生2名が死亡し、小学生3名が重軽傷を負いました。<br />
少年が通った中学校の正門に置かれていた首から上の少年の顔が発見されたと聞いたときは、本当に信じられませんでした。本当にショックでしたが、その犯罪を犯した犯人が未成年の少年だったことにも驚きました。<br />
この少年は、男児を殺しているときは、一生懸命殺そうとしているにもかかわらずなかなか死なない男児に対して腹が立ったりしたものの、同時に男児を殺しているという緊張感、あるいはなかなか死なない怒りなども含めて、殺していること自体を楽しんでいたということです。<br />
しかし、この少年は８年で医療少年院の更生教育を終え、今は日本のどこかで社会生活を送っている。まもなく日本でも裁判員制度が始まるが、この裁判員制度によって日本の裁判制度はどのくらい変わるのでしょうか。　</p>
<p>今の社会では、自分でやったことに対して、まったく責任をとれなくなってきている未成年があまりにも多すぎます。<br />
この本でも描かれているように、殺人を犯した少年「カイジ」は自分がやったことに対して人を一人死なせても何の罪悪感も持っていない。悪いことをしても、逃げたらいいと思っている。<br />
その背景に描かれているのは、親達の管理のなさです。<br />
現代の両親達が、子供にどのような教育をしているのかという教育問題についても触れています。<br />
本来、両親は子供にとって威厳があり尊敬される一番の存在であり、子供が両親を超えられることははありません。<br />
けど、今は子供が親よりも強くなってしまっています。親が子供を怖がる社会になってしまっています。だから、親は子供が悪いことをしているのを分かっていても、何も注意しないで黙ってみています。ファミレスでぎゃーぎゃー騒いでいる子供達を見て、叱らないで自分達だけしゃべっている両親を見ると、本当に腹が立ってしょうがありません。私が小学生の時は、買い物してる時にアイスが食べたいとだだをこねただけで、父がものすごく怒鳴りました。<br />
とても厳しい父だったけど、今になって思えば私をきちんとした大人に育ててくれて良かったなと思います。なぜ今は、親がそこまで弱くなってしまったのでしょうか。</p>
<p>次に、マスコミの取り上げ方。プライバシーを守らない報道のやり方。マスコミは自分の利益の為、人が傷つくことを考えません。ただ、読者の興味を刺激することだけが目的なのです。<br />
これは、日本だけの問題ではなく、韓国でも問題になっていることの一つです。芸能人も、事実がはっきりとしていない報道やインターネットの書き込みなどによって、精神的に追い込まれ自殺してしまいます。この作品では、行き過ぎる現代の報道のあり方についても問いています。</p>
<p>次に、レイプ・リンチ事件の増加。<br />
特に未成年者のレイプ・リンチ事件。<br />
人を殺すことに何の抵抗も感じない少年達。自分の行為によって、周りにどんな影響を与えるかとか人がどう思うかなんてことは考える頭もないんです。自分達が今したいことだけを、自由にしているから、犯罪が世の中に絶えないのです。</p>
<p>最後に、被害者の親族の心の傷。<br />
この小説では、被害者の父、長峰の視点でストーリーが進行していくのですが、法的に社会的に許されないと分かっていながらも、自分の手を染めるしかなかった長峰の心情は、終始読んでいてもやるせなくて、本当に暗闇の中でどうしようもなくもがいている様子が痛いほど伝わってきます。</p>
<p>この作品が、映画やドラマ化されたら、長峰がアツシを殺すシーンは本当に残忍で文字で読んでるだけでも、ちょっと気持ち悪くので見るに耐えられるのかなぁと思っていたのですが、<br />
２００９年秋に映画化されるそうです。<br />
長峰重樹役を寺尾聰、長峰の決意を知り、復讐を阻止しようとする新人刑事・織部役を竹野内豊が演じるそうです。<br />
最近の映画やドラマ界はあまりにも小説の力を頼っているので、あまり好きじゃありません。<br />
東野圭吾の作品は、ただの推理小説じゃなくて、どれも読者に考えされられる作品が多いけど、売れるからといって何でも映像化してほしくないというのが本音です。</p>
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		<item>
		<title>第２０回　国際図書展へ行ってきました</title>
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		<pubDate>Sun, 17 May 2009 09:50:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Gatuchan</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>

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		<description><![CDATA[今日は、学院の先生２人(韓国人１人、日本人１人)と学生２人と計５人で、 サムソンドン（삼성동）のＣＯＥＸモールで開かれていた   「ソウル国際読書展（서울국제독서전）」へ行ってきました。 5月13日～17日までの計５日間 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>今日は、学院の先生２人(韓国人１人、日本人１人)と学生２人と計５人で、</p>
<p>サムソンドン（삼성동）のＣＯＥＸモールで開かれていた</p>
<p> </p>
<p><span style="font-size:large;">「<a title="ソウル国際読書展（서울국제독서전）」" href="http://www.sibf.or.kr/kor/index.php" target="_blank">ソウル国際読書展（서울국제독서전）</a>」</span>へ行ってきました。<br />
5月13日～17日までの計５日間開催で、主賓国が日本でした。</p>
<p>毎年１年に１回開かれているそうです。</p>
<p>学生さんの１人が女性の主婦の方ですが、この方<span style="color:#3399ff">「恩田陸」</span>の小説が大好きだそうです。<br />
私は、恩田陸さんの本を1冊も読んだことがないのですが、</p>
<p>この恩田陸さんが１６日この展示会に来てサイン会をしたそうです。</p>
<p>他にも、江國香織と辻仁成が、１３日に新作「左岸」と「右岸」の出版記念サイン会を、</p>
<p>「花より男子」の原作漫画の作者、神尾葉子さんと児童書「ぼくのお姉さん」の著者、</p>
<p>丘修三さんも１６日にサイン会を行ったそうです。</p>
<p><span id="more-393"></span></p>
<p>今年は<span style="color:#ffcc33"><strong>３３０社</strong></span>を超える国内の出版社をはじめ<span style="color:#ff33cc"><span style="font-size:large;">２０カ国・８３６社</span></span>が</p>
<p>出品した図書が国内館、国際館、主賓国館、ブックアート館などに設置された７４５ブースで展示されていました。</p>
<p>日本の出版社は、２３０社余りが２５００種類以上の図書を展示したそうです。</p>
<p>小説、漫画、雑誌、ビジネス本・・・・など色々ありましたが、日本の本は在庫がないとすぐにその場で買えないそうなので、</p>
<p>私はぺらぺらと本をめくって立ち読みしていました。</p>
<p>日本語教育の本も少しだけありましたが、この本はキョボ文庫に行ってもすぐに買える本ばかりなのでちょっとがっかり。</p>
<p>韓国語や韓国文化に関する本もありました。</p>
<p>置いてある本の中で、直木３５賞受賞作、桜庭一樹の「赤朽葉家（あかくちばけ）の伝説」を買って読んでみたいと思いました。</p>
<p>舞台は鳥取県。私の祖父・祖母の家に近い・・・。</p>
<p> </p>
<p>そして、ぐるっと展示場を１周したのですが、全体的に児童書が多い印象を受けました。</p>
<p>あとで、その学生さんに聞いても、去年よりこの児童ブースが増えたそうです。</p>
<p>そして、途中から漫画ブースに置いてあった「ＮＡＮＡ」を久しぶりに見ました。</p>
<p>韓国に来てから、全然読んでいなかったのですが、最新刊が２１巻でした。</p>
<p>すると<span style="color:#cc33cc"><span style="font-size:large;">衝撃！！レンが死んだ・・・！！</span></span></p>
<p>まさかレンが死ぬとは思いませんでした。。。</p>
<p>ここでストーリーが佳境を迎えるのでしょうか・・・・</p>
<p>レイラを追いかける途中で、一般の民家に車をつっこんで即死したレン。<br />
自分のせいでレンが死んだと思いつめるレイラ。<br />
何も知らないナナに泣きながら謝ろうとしますが、<br />
そんなレイラを見てシンが必死でとめようとしていました。<br />
繋がっていた関係がレンの事故でバラバラになりそうな、そんな予感。</p>
<p>ちょっと読むつもりが思わず夢中になって1冊立ち読みしてしまいました。</p>
<p>結局何も買わずに、４時くらいに展示場を出て、ＣＯＥＸモールにある「ＦＲＩＤＡＹＳ」でかなり早めのご飯を食べました。</p>
<p>ＦＲＹＤＡＹＳに行ったのは初めてです。</p>
<p>あまり、日本では外資系のファミレスには行かないのですが、韓国では時々行きます。</p>
<p>その後は、ベースキンラビンス（サーティーワン）に行って、デザートでアイスを食べました。</p>
<p>韓国のサーティーワンには、２種類あるそうで、簡単にアイスだけ食べられるところと、</p>
<p>カフェ風に色々アレンジされたアイスが出てくるところがあるそうです。</p>
<p>カフェ風のところは、値段も少し高いそうです。私は食べなかったのですが、フォンデュ風のアイスがあります。</p>
<p>チーズフォンデュみたいに、チョコにアイスとか果物をつけて食べるんですが、チョコがとっても甘そうだったのでやめました。</p>
<p>そして、その後、また場所を移動して今度は家の近くの日本居酒屋でお酒。</p>
<p>ざくろサワーと焼酎と梅酒を飲みました。</p>
<p>おつまみは、お好み焼きとおでんタン。</p>
<p>このお店で、めずらしく突き出しで「枝豆」が出てきました。</p>
<p> </p>
<p>学生さん達に、「お酒」の授業の時、日本のおつまみの話をしたのですが、</p>
<p>ちゃんと枝豆やおつまみという名前を覚えていてくれたので、うれしかったです。</p>
<p>ここで、学生さんが日本人先生の質問。</p>
<p>日本人先生が学生さんにお酒を注いでもらう時に、「すみません」と言ったのですが、</p>
<p>学生さんは「なぜすみません」と言いますか。と驚きました。</p>
<p>「ありがとうございます」と言わないのはなぜですか。と。</p>
<p>私も、このように相手が好意でしてくれることに対しては、出来るだけ「ありがとうございます」</p>
<p>というようにしているのですが、「すみません」はもはや日本人の癖ですね。</p>
<p>遠慮したり、他人に何かしてもらった時は、他人に負担をかけていると思ってしまう。</p>
<p>その反動で、「すみません」という言葉がでてしまうんですよね。</p>
<p>その学生さんは、しきりに「いや～、不思議ですね。」を連発していました。</p>
<p>まだまだ、日本人の不思議色々ありますよ～。</p>
]]></content:encoded>
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